Digital Living Network Alliance(デジタル リビング ネットワーク アライアンス )の略でデジタル家電など家庭内ネットワークの相互接続の標準化を推進する団体、またはその仕様。2004年6月23日にver.1.0が策定された。
テレビ放送を録画したビデオ、ダウンロード購入した音楽等を、家庭内にある他の機器に転送したり、他の機器から遠隔操作して視聴する。アナログ放送などはDLNAのみで可能だが、デジタル放送など著作権保護がなされた映像の視聴にはDTCP-IP対応が必要。
- ethernet / IEEE802.11a/b/gとIPを採用
- UPnPを使った機器検出、遠隔操作
- HTTPを使ったデータ伝送
- codecを規定(JPEG, LPCM, MPEG2など)
- IPv4
DLNAガイドライン 1.5 (Networked Device Interoperability Guidelines expanded:October 2006)
- プリンタ、デジタルカメラ、ポータブルプレーヤーなど12種類のデバイスクラスの定義
- アップロード、ダウンロード、プリントコントローラなど5機能の定義
- モバイル用MPEG4、AAC、MP3など
- RTP転送方式
- Bluetoothによる通信
などが追加された
DLNAリンクプロテクションガイドライン
- DTCP-IP(必須)、WMDRM-ND(Windows Media オプション) : 著作権保護
- MPEG2-TTS(ARIB仕様)、MPEG2-PSをサポート