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crossfire

(ゲーム)
くろすふぁいあ

Nethack などと並ぶ、Rogue 系派生ゲームの一つで、MMORPG。MAngbandなどとならんでMMORPGの元祖といえるのではないだろうか。Angbandとは違い、日本国内では現在は廃れつつある。

画面は2D平面見下ろし型のRPGでリアルタイムの多人数プレイを採用。サーバはUNIX系OSのFreeBSD、Linuxなどでもportsファイルとして、初期にインストールされるプログラムとして配布されていた時期もあったが、敷居の高さからいまいち普及しきらなかったと思われる。
サーバ、クライアントともソースコードは公開されていたため、一部バランスをとって改造したサーバを公開していたところもあったが、2004年現在、国内の公開されているサーバは不明。
X-Window Systemベースで、Windows用の優れたクライアントが広まらなかったことも、同時期に展開していた他のMMORPGの先駆けに遅れをとったものと思われる。

日本語パッチも満足に開発されてはいなかったが、LVに応じた各種のダンジョン、多彩な魔法、チームプレイ、謎解き等、現在の最新MMORPGに引けをとらないさまざまなシステムが展開されていた。
世にでるのが5年ほど早かったのかもしれない。

体系的なスキルシステムを採用したネットゲームも、このゲームが元祖であろう。武器で殴る、素手でなぐる、ピッキング、祈りをささげる、各種魔法体系や錬金術などやりこみ要素も満載であった。
各神殿で入信することで授けられる、それぞれの神に固有の特殊な僧侶魔法や特典効果、ゴーレムや精霊、神の化身(アバター)を召還して、それを操作して代わりに戦わせるシステムなど、今でも色あせないほど練りこまれたシステムとなっている。
キャラクターはローグライクにおけるキャラクタベースの敵を単色のスプライトに置き換えたような単純なものであったが、プレイヤーの数十倍のサイズのドラゴンや悪魔などを、ブレスを避けながら協力して倒すマルチプレイは手に汗を握るものであった。

今一度、ブームが訪れることを願ってここにキーワード登録をさせていただきます。

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