銅山、Intel社のPentium IIIの第二世代。
0.18マイクロメートルプロセスで製造され、二次キャッシュがコア内に内蔵されている。
二次キャッシュをコアに内蔵したのはPentium PRO以来。
同時期に登場したAMD社のAthlonや0.25マイクロメートルプロセス版のPentium IIIと比較のためにマスメディアがこの開発コードを用いることがあったため、この名前が比較的有名なものとなった。
2ちゃんねるでは「河童」と呼ばれている。
また二次キャッシュをコアに内蔵したためカートリッジ形式のSECCをとる必要がなく、Pentium IIIでは最初にSocket 370に対応した。
パッケージ形態はFC-PGA。これはCPUコアが表面に剥き出しになるためCPUクーラーを取り付ける際にコア欠けを起こすことがある。
旧来のシステムのアップグレード用にSlot 1用のPentium IIIも存在する。こちらはSECC2と呼ばれるSECCを簡素化したパッケージになっている。