2001年から2006年にかけて生産された第三世代ランサーエボリューション(VII〜IX)の車輌形式。
この頃からWRCはランサーセディアをベースとしたWRカーに移行したため、ランサーエボリューションはグループN及び全日本ラリーやスーパー耐久等の国内レース向けのモデルに特化していくことになった(インプレッサは現在でもWRCに参戦中)
VIIではAYCにADCを追加し、更なる走行性能の向上を得た。
VIIIではAYCがスーパーAYCに進化した上に、BBS社製の17インチ鍛造軽量アルミホイールやビルシュタイン社製ダンパー、6速MTを採用された。
IXに至っては、それに加え更にはMIVECの採用、世界初のマグネシウムタービン搭載がなされた。
この頃になると、もう既に日本国内ではインプレッサ以外に「ライバル」と呼べる車種は無くなっていた。
日本国内ならず、海外でもカリスマ的人気を得るに至り、一部の国では1台1000万円の値段が付くほどであった。
また、4G63エンジン搭載車として最後のモデルでもある。
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