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APL

(サイエンス)
えーぴーえる

急性前骨髄性白血病(acute promyelocytic leukemia)の略称。

APL

(コンピュータ)
えーぴーえる

IBM発のプログラミング言語。基本的には手続き型だが、スカラや配列の演算をおこなう関数(function、見た目には足し算など演算子の形をしている)のほかに、作用素(operator)という高階関数に相当する機能があり(高階関数をoperatorとするのは解析学の影響)関数型的な面も持つ。配列の扱いを得意とする。
独特の記号を用いたプログラミングが特徴で、タイプライタの時代には印字部を専用のものに取り替えて(IBMの、ゴルフボール状の印字部を持つ電子タイプライタ(セレクトリックタイプライタ)のボール部分を取り替えるのである)出力していた。入力には専用のキーキャップに取り替えることができた。タイプライタ時代らしいものに、重ね打ちして表現する記号、というものが言語中に存在した(ディスプレイ端末の時代となり、単独の記号として独立した)。
パソコン用にも処理系が作られ、DOS/V(文字をグラフィックで表示)を利用したフォントというものも存在した。
現在では、UnicodeにAPL記号として収録されている(U+2300〜U+23FFのMiscellaneous TechnicalのうちU+2336〜U+237A。APLに固有の記号のみで、APLで使うものでも他に収録がある記号(矢印など)や文字(ギリシャ文字など)は含まれない)。
いわゆるIBM101キーボード(IBM Enhanced Keyboard、Model M keyboard とも)はキーキャップが分離できるが、取り替えてAPLキーボードにするためのキーキャップがIBMの交換用部品として存在する。部品番号はAPLのFAQに載っている。

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