ACジャパンとは啓発活動を行っている社団法人である
英語名はJapan Ad Council でACともいう。2009年7月1日に「社団法人公共広告機構」から「社団法人ACジャパン」に社名変更し、英語名はADVERTISING COUNCIL JAPANとなった。
広告を公共のために役立てるために作られた日本広告界最大の団体。会員は1366社で広告に関連する多くの企業が参加している。
取り扱うテーマは「環境問題」「公共マナー」「いじめ」「薬物」「家庭問題」など常に時代のニーズに合ったものが多い。また、早朝や深夜などのCM枠の穴埋めや、本来の番組のスポンサーが不祥事をおこしたり突発的な災害や事故などで緊急報道番組が行われるときに流されることが多い。
2006年夏からは、白血病との闘病生活の末に若くして亡くなった本田美奈子.さんの在りし日の勇姿を全面に出し、骨髄バンクへの参加を広く呼びかけている。
- 2004年キャンペーン
- 全国キャンペーン
- 環境問題キャンペーン「枯れる命」
- 公共マナー「生命線」
- WFP国際世界食料企画「ごはんの教科書」
- 読書推進「ほろり」
- こどもワクチン「ドラえもん あと一歩なんです。」
- 骨髄バンク「星野仙一編」
- 親子「抱きしめるという会話 父親編」
- 地域キャンペーン
- 北海道
- 東北
- 東京
- 名古屋
- 大阪
- 中四国
- 九州
- 沖縄
2011年東北・関東大震災後の集中オンエアにより内容などで賛否両論が出ており、今後新作を徐々に制作していく予定。また、恒例になっている最後の「♪AC」のサウンドロゴについても抹消されているものが現れている。
サウンドロゴ
1986年度から「♪AC〜」というサウンドロゴが使用されている。特殊な形態は以下の通り
「人と人とを結ぶ、思いやり」時代
- 「AC公共広告機構です」で終わる(たった2羽からの提言(1990年))
- サウンドロゴ+中央下段にロゴ(オール阪神・巨人のアイバンク(1987年)、今井美樹の献血(1987年)、しつけこそ人間(1987年・15秒)、もう15分遅かったら(1989年・15秒)、清掃犬ロン物語(1989年・15秒)、捨てられた部屋(1991年・15秒))
- 30秒バージョンのオチがロゴの筆書き(しつけこそ人間(1987年・30秒)、愛情運転(1990年))
- オチではない(流しや川にも捨てないで(1995年))
- サウンドロゴ+背景が撮影現場(樹のお医者さん(1989年)、マナーは守ってくだサイな(1992年))
- サウンドロゴの後がロゴ背景(名曲も迷惑曲(1988年)、わたしはこうして自然保護(1989年))
- サウンドロゴ無し+スローガンが特殊(子供の人権110番(1987年)、家庭排水・人魚(1991年)、人を救うのは人しかいない(阪神大震災支援)、WATCH OUR CHILDREN(1988年)、人生を粉々にします。(1999年)、捨てる世紀(1999年)、歩きタバコ(2000年))
- ロゴ背景で15秒は公共広告機構ですで終わるが、30秒で♪AC〜(ひとみあげます(1989年))
- 虫食い(ジコ虫増えてます(1999年))
- 白黒反転(おじさんの独白(1999年))
- 注意書きがされている(DRUGS KILL TEENS(1997年、1988年))
- 2001年の設立30周年はサウンドロゴは全国版は「死後の意思」のみである。
「明日のために いま始めよう」時代
- 黒背景に小さな白ロゴ(消える砂の像(2002〜2003))
- サウンドロゴ+背景が撮影現場(ニッポン人。(2002年)、シカの愛(東北・2004年)、宣誓2005年ポリオ撲滅(2004年))
- 愛知万博への応援(枯れる命(2004年)、エコ商店街(中京広域・2004年))
- スローガンを言う(2007年のテレビ全域)
- オチではない(ドライブキーパー(九州・2008年))