→「801」
http://www2a.biglobe.ne.jp/~mizuki/lifelog/0.htm#14
初等801数論 -2004年5月29日(土)00時55分801数とは、所謂やおい、スラッシュ等と呼ばれるキャラクター描写において、その関係を定義するのに用いられる数体系である。
キャラクターAと、キャラクターBの関係が”やおい”である場合、その関係はA×B、またはB×Aという具合に、二項の積算で表される。スラッシュでは関係式はA/B、もしくはB/Aと表現される。
関係式A×BとB×Aは違う値を持つ。スラッシュも同じように項の順番によって関係式は違う値を持つ。801数のは交換法則を満たさないのだ。また、801数は加減演算を持たない。従って801数においては、分配法則を満たすことは不可能である。
関係式A×BとA/Bの意味はほぼ等しい。つまり、
A×B = A/B
この関係を満たす実数は0,1,そして-1しかない。恐らく、801数は0と、1の絶対値を持つ値しか存在しないのだろう。勿論801数は実数ではない。複素数でも4元数でもない。
積算と除算の二つの演算しか許さず、交換法則と分配法則を満たさず、0と、1の絶対値を持つ値しか持たないこの数体系、一体どこから来たのであろうか?
http://d.hatena.ne.jp/fuzzy2/20071127/p2
ちなみにコミケでは受け重視で排列するらしい。つまりA×Bの近くにおくのは,B×AでもA×CでもなくC×B。
その掛け算は行列演算に近いよ。行列演算ではA×B≠B×Aだから。でも、どちらも正則行列の場合は稀に=が成立することもある。稀に。
それぞれの属性・及び攻守の要素を二次元配列とし、A×Bといった掛け算にすればその組み合わせの特徴量抽出ができるといったイメージ。且つ、これに自分の性癖ベクトルを掛け合わせることにより内容を知らずとも自動的にその組み合わせの評価を得ることができるやおい算。
やおいにおいてはx演算子は非可換ですが、百合の場合は可換です。百合は可換なのでアーベル群を成すことが可能であり、3Pも可能となるのです。
おお。百合とやおいは非対称なモデルなのか。これは卓見
はい。百合での逆カプ論争(AxB派とBxA派の対立)というのは、基本的に発生しないんです。
確かに聞いたことがない。これは大きな気づき。百合が決して女性やおいではないことの強い説明
やおいの歴史を考えれば,やおい算自体の先行研究がありそうだなー
萌えどころが完全に違う場所に存在するのかもしれませんね。関係性よりそれによって形成される空間のほうが重要なのかなと一瞬
(男性的な)萌えとやおいは全く別物でしょうね。萌えは単体で成立しますが、やおいは二人いないと成立しないのですから。
男性的な萌えは、俺(プレイヤー・主人公)x対象キャラという構図なのでやおいとは毛色が違う、というのが俺の持論です。結構面白い話だと思うので、みなさんは是非ブログとかで考察を。
演習問題 「かしまし〜ガール・ミーツ・ガール〜」の主役の3人の関係はアーベル群か説明せよ。また、その証明を行うこと。