任天堂の家庭用ゲーム機、NINTENDO64専用の周辺機器。
NINTENDO64本体の下に装着して使用する磁気ディスクドライブ。時計機能も内蔵している。
元々は64ディスクドライブが正式名称だったが、正式名称が64DDと改められた。
磁気ディスクの容量は約64MBで、そのうち約38MBが書き換え可能領域となっている。
NINTENDO64の発表当初から公開されており、早期に発売される予定だったが、発売延期を繰り返した。その間に、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」「MOTHER3」「ポケモンスタジアム」「ポケモンスナップ」などの64DD用に企画されていたタイトルは、ROMカセット向けに変更された。
1999年11月、任天堂とリクルートの合弁会社である株式会社ランドネットディディが運営する会員制ネットワークサービス「ランドネット」の専用機器として、ランドネット会員向けに64DDが配布されることになった。
しかし、対応タイトルがわずか10タイトルと致命的に不足しており、会員数も伸び悩んだことから、開始からわずか1年余りでサービスは終了した。