常磐線複々線化と千代田線相互乗入開始の1971年当時の状況を振り返ります 2023年9月18日付け、拙「常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える」の続編です。 今回は、1971年の常磐線の綾瀬-我孫子の複々線完成、千代田線相互乗り入れ開始当時の状況を振り返ってみました。 1971年4月20日の常磐線綾瀬-我孫子複々線化、千代田線乗り入れ時の状況 常磐線は、1971年の複々線開業前までは、上野-取手の国電区間(JR東日本になってからはE電区間)では各駅停車運転でした。 土浦、水戸方面の中距離列車が事実上、上野-取手の快速列車的な役目を果たしていて、上野-取手の停車駅は日暮里、松戸、我孫…