空天雪とペアの女/逸茂エルク「ツー オン アイス」 10年程前の東京新聞の夕刊で、SNSの炎上を憂えた記者が「論破するのは簡単だ。相手の対立軸に圧倒的な作品を立てて崩して行けばいい。だがそれは批評ではない。」と書いていた。 「美」や「技の強度」をフィクションで表現するのは難しく、 原作:雁屋哲、作画:池上遼一「男組」 このように説明で箔をつけるのがセオリーなのだが、逸茂エルクの今回の若旦那の扱い方は、お見事。 (Wikipediaより引用 ①) メタフィクション(英: Metafiction)とは、 フィクションについてのフィクション、小説というジャンル自体に言及・批評するような小説のこと。ま…