あけましておめでとうございます。 2024年の読書は、ケストナー「人生処方詩集」でスタートした。何か意味があるわけではなく、年末に読んでいて越年してしまっただけなのだ。ランニングと朝食を終えた後に、残り部分を一気に読了。ケストナーと言えば、「飛ぶ教室」が有名で、NHKラジオの高橋源一郎さんの番組はこの本からタイトルをいただいているはず。 この本は「人生処方」と称して、いわば「症状」(悩み?)に合わせて詩が読めるようになっている。面白いのは目次の他に「使用法」というページがあって、「結婚が破綻したら」とか「なまけたくなったら」などの状況により、読むべき詩が複数薦められている。とはいえ、効果のほど…