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青い森鉄道

(地理)
あおいもりてつどう

英文表記:AOIMORI RAILWAY Co.,Ltd
青い森鉄道株式会社は、青森県青森市に本社をおく、第三セクター方式の鉄道会社
国鉄・JRから移管された第三セクター鉄道で唯一、日本民営鉄道協会(民鉄協)に加盟している。

路線

青い森鉄道線
目時駅青森駅間 121.9km*1

目時から先の岩手県側はIGRいわて銀河鉄道が担当する。IGRいわて銀河鉄道に直通するローカル列車のほか、従来からの貨物列車も、この路線を通過する。

沿革

2001年(平成13年)5月、東北新幹線盛岡駅−八戸駅間開業に伴い経営分離された並行在来線のうち、青森県内部分を経営する第三セクターの鉄道会社として設立。
当初の路線は旧東北本線の中でも輸送密度の特に低い区間であり経営には困難が予想されていた。そこで青い森鉄道の負担を軽減するために、線路等の施設は第三種鉄道事業者として青森県が保有し、青い森鉄道第二種鉄道事業者としてその線路を使って鉄道事業を営むという、上下分離方式が採用された。
2002年(平成14年)12月1日、東北新幹線盛岡駅−八戸駅間開業により、鉄道事業者として運行を開始。
2010年(平成22年)10月7日、本社を八戸市から青森市に移転した。
2010年(平成22年)12月4日、東北新幹線新青森駅延伸により、八戸駅青森駅間が青い森鉄道に移管された。

車両

車両はJR東日本701系電車と同一形態の「青い森701系電車」。目時〜八戸間のみだった時点では2編成4両(1編成はJR東日本から譲受、1編成は新製)を保有していたが、八戸〜青森間が経営移譲された2010年、さらにJR東日本から701系電車7編成14両が譲受され、保有両数が9編成18両となった。いずれもIGRいわて銀河鉄道が保有する「IGR7000系電車」7編成14両と共通運用される。
また、八戸線大湊線方面から定期・臨時列車としてJR東日本の車両も乗り入れる。

株主

青森県・青森市をはじめとした沿線自治体・JR貨物・地元銀行などの他、東京電力ホールディングス・東北電力もわずかだが出資している。

*1:青森県第三種鉄道事業者として施設を保有し、青い森鉄道第二種鉄道事業者として旅客運送を行っている

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