海岸の波打ち際から沖に向かう急激な潮の流れのこと。強いものだと流れの速さは2m/sにもなると言われている。
離岸流にながされる事故も起こっている。
沖から海岸に向かって流れてきた潮(向岸流)が、海岸と並行に流れ(並岸流)、それがあるところで急激な流れとなって沖に向かって引いていくことによって生じる。
その他風向や風速、潮流などの要因もあり、一定の場所に発生し続けるわけではない。
また、発生している場所では通常の波が打ち寄せている場所とは異なり、水面にざわつきが見られるため存在を目で確認することができる。
どちらの方法をとるにしても、まずは落ち着いて状況判断をすることが重要である。