労働者として、雇用者として 学校や職場では、先生や先輩、上司はキミにいろいろなことを教えてくれるだろう。 ただし、そこで教えてくれるのは「労働者」としてどうあるべきかということなんだ。 たとえば、日本は仕事でも会議でも「始める時間」はきっちり守るのに「終わる時間」はルーズだと言われている。 これは「中途半端なところでやめるのはよくない」「最後まできちんとやるほうが責任感があってよい」などといったことを学校や職場で教わってきた人が多いからだと思う。 でも、待ってほしい。 この価値観、このルールで得をするのは誰だろうか。 もちろん雇用者だよね。 基本的に雇用者は労働者に長時間働いてもらったほうが儲…