←隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS 1958年に公開された黒澤明監督の「隠し砦の三悪人」リメイク版。 2008年5月10日公開。
樋口真嗣
中島かずき
松本潤(山の民・武蔵) 長澤まさみ(雪姫) 宮川大輔(相棒・新八) 阿部寛(真壁六郎太)
ジョージ・ルーカス監督作品『スター・ウォーズ』に影響を与えた作品。
三船敏郎(真壁六郎太) 千秋実(太平) 藤原釜足(又七) 藤田進(田所兵衛) 志村喬(老将長倉和泉) 上原美佐(雪姫)
ネットやYouTubeなどで紹介される 現代でも通用する日本の昔の美女 そんなのを見ていると 「明治の日本の美女」と紹介されている、 この女性の写真があった。 確かに、綺麗な女性だなぁと思って調べると 昭和の女性じゃないか。 ネット記事に騙されるところでした。 昭和8年(1933年)生まれ。 この写真の時は、19歳だそうです。 名前は「柴田洋子」さん。 ネットで検索すると、こんな写真が見つかりました。 正面から見ても綺麗ですね。 横顔美人って人がいて、 正面から見ると「残念」って、女性もいらっしゃるので.... 7歳から大曲高等女学校卒業までの 11年間東京ユニークバレエ団に入門。 18歳で秋…
黒澤作品は、高校の時好きで何本か見て以来。 戦場遅参のため戦利品を獲り損ねた間抜けな農民2人が、ひょんなことから隠し砦とそこに隠された軍用金の延べ棒、また敵軍から隠れて姿をやつした家老六郎太(三船敏郎)と雪姫に出会う。六郎太は敵軍からの包囲脱出のために2人を利用しようとするが、彼らの保身と強欲のために時に振り回されつつ逃避行を企てる、ドタバタ色込みの中世時代劇。 これこそ「大衆映画の王道」という映画を見せてもらった。 映画内の火祭りの迫力に圧倒された。映画のためにここまでやるのか、と。 とにかく中世のリアリティ再現にこだわっている。 デジャビュがすごいと思ったら、背景や動きのシーンの再現が、大…
隠し砦の三悪人 [Blu-ray] 三船敏郎 Amazon 基本情報 あらすじ 感想 痛快時代劇といえばコレ! 際立つお姫様の魅力 基本情報 公開年:1958年 監督:黒澤明 脚本:菊島隆三 小国英雄 橋本忍 黒澤明 キャスト:三船敏郎(真壁六郎太)千秋実(太平)藤原釜足(又七)上原美佐(雪姫) 上映時間:139分 ※本ページはアフリエイトプログラムによる収益を得ています あらすじ <以下アマゾンプライムビデオの紹介文より引用> 戦国の乱世、秋月家は隣国の山名家と戦って敗れる。秋月家の侍大将・真壁六郎太は、世継ぎの姫君・雪姫を擁して隠し砦にこもる。六郎太はお家再興のための軍資金を運び出す脱出計…
現場振り返り記事、2年目3投稿目になりました。7月は転職活動の余韻と、前職での単発有休消化と最終出社、その後は8月末まで夏休み状態だったので正直好き放題だったし、行こうと思えばかざぽんの舞台とかもっと行けたんだけど、そこまで頑張る体力がなかった← 必死になれなかった理由については本文の方でおいおい。7月と8月に現場祭りだった半面、ドリボのために空けていたのに当たりも掠りもしなかったので、9月はそれはもう何もない週末を過ごしてばかりの日々になってしまいました。というのを12月に入ってからようやく書いてます。これ、2023年分をちゃんと年内にやり切れるのだろうか…(無理かも。 7月の現場 Erot…
(1958年 日本) もしかしたら、黒澤明作品の中で一番好きかも知れない。 もちろん『七人の侍』も、『用心棒』も、『生きる』も、『天国と地獄』も、なんだったら『羅生門』も大好きなんだけど、やはり本作を鑑賞した後の爽快感に勝るものはない。 そして、そんな物語を牽引しているのは、黒澤明監督作品の常連である千秋実と藤原釜足が演じる「太平」と「又七」の百姓コンビ。 この二人が「仲良くケンカ」しながら、時に助け合い、時に罵り合い、時に金銭に目が眩み、周りも巻き込んで窮地に陥り、そしてそれを乗り越えるという事を繰り返してストーリーは転がって行く。 この二人の行動を笑える人は楽しめるだろうし、イライラしちゃ…
「午前十時の映画祭11」で黒澤明監督、三船敏郎、上原美佐、千秋実、藤原釜足、樋口年子、藤田進ほか出演の『隠し砦の三悪人』4Kデジタル・リマスター版を観ました。1958年作品。 第9回ベルリン国際映画祭銀熊賞(最優秀監督賞)、国際映画批評家連盟賞受賞。 www.youtube.com 戦国時代。秋月家と山名家の戦に参加したものの敗残兵として落ち延びて行くあてもない二人の百姓、太平(千秋実)と又七(藤原釜足)は山名の捕虜となるが暴動に紛れて逃亡、谷で拾った薪の中から秋月の紋章の入った金の延べ棒をみつける。そこで出会った真壁六郎太と名乗る男(三船敏郎)や物言わぬ若い娘(上原美佐)とともに薪に隠された…
ごぜじゅう企画では4年目あたりから邦画もやり始めたんだけど「世界のクロサワは外せない!」とばかりにクロサワ作品も上映されるようになりましたね。しらんけど。 『七人の侍』は何度見ても面白い!演出から俳優の演技から何から何まで完璧な作品(さすが巨匠)。「モノクロ映画だから」「自分の生まれる前の作品だから」と敬遠している輩は絶対に見といたほうがいい。 そして。クロサワ作品は初期の頃が一番面白い(ファンが認めるベスト3でも『七人の侍』『生きる』『天国と地獄』だし)。今回は『隠し砦の三悪人』ですかヤッタァ! SF映画の金字塔『スターウォーズ』の原点でもあるこの作品。SWオタクだったら必ずクロサワ映画だけ…
アップアップガールズ(プロレス)3周年 お披露目から今日で3年でした☺️いつもありがとうございます!!この日自己紹介で名前言い忘れた気がする笑オーディションの写真を添えて💛 pic.twitter.com/ZeCLfxFeXQ— らく アップアップガールズ(プロレス) (@uug_p_raku) August 26, 2020 明日はアイドルデビュー3周年!&SHOWROOM毎日配信300日記念!(2度目😓)明日の夜SHOWROOMにて記念配信します😚何時にしよう〜初心に戻ってこの体制で配信しようかな笑🙃💙#アプガプロレス pic.twitter.com/4Jmd69Cb0y— らく アップア…
風とライオン (字幕版)ショーン・コネリーAmazon 基本情報 The Wind and the Lion ★★★ 1975 スコープサイズ 120分 @NHKBS 感想 ■1904年にモロッコで発生した、イスラムの首長ライズリによる米人イーデン母子誘拐事件の顛末をジョン・ミリアスが劇化した冒険映画。ロジータ・フォーブスの小説『リフ族の首長』の映画化らしい。米国は世界戦争も辞さずとの構えでノリノリで軍艦を派遣して、タンジールを制圧する。一方、誘拐された母子はライズリの男ぶりと高潔さに惚れて共感を寄せてゆく。母子を開放したライズリはドイツ軍に捕らえられるが、怒った母子は彼の救出に向かう。。。■…
日本テレビ「金曜ロードショー」が好きだ。オリジナルドラマ、ジブリ、コナン、ルパンといった作品ラインナップも魅力的。そんな「金曜ロードショー」の今後の放送予定と、過去すべての放送作品をまとめた。 今後の放送ラインナップ 2024.04.12 名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) 2024.04.19 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) 2024.04.26 シンデレラ www.hobiwo.com 2024年「金曜ロードショー」バックナンバー 2024.04.05 すずめの戸締まり 2024.03.29 ゴーストバスターズ/アフターライフ 2024.03.22 魔女の宅急便 2024.03.1…
はい。『伊賀の影丸』3巻後半「邪鬼秘帳の巻」行きます。 あの邪鬼が再登場するのかとわくわくしますね。 ネタバレしますのでご注意を。 「秋月藩」での事件、なのですがこの「秋月藩」っていうのは現在の福岡県にあるあの秋月藩とは違うなにかなのでしょうか。このような城はないのではと思ったり。 それとも秋月藩というのは他にもあったのか、黒澤映画『隠し砦の三悪人』でも秋月家復興というのが出てきますがなんでこうあちこちで秋月?となっています。 全然関係なくて単に「秋月」という名前が良いので使われやすいということなのでしょうか。 とりあえず秋月藩では辻斬りが横行していた。ふたりの酔っぱらい武士が辻斬りにいとも簡…
劇場アニメ『地球へ…』 どうも、管理人のタイプ・あ~るです。さて本日、BS12にて劇場長編アニメ『地球(テラ)へ…』が放送されます。 あらすじ「地球から2万光年離れた惑星都市で、学校に通う少年ジョミー・マーキス・シンが超能力を持つ新しい人類”ミュウ”であったことから、ミュウの指導者:ソルジャー・ブルーの遺志を受け継ぎ、まだ見ぬ地球(テラ)を目指して仲間たちと共に広大な宇宙へ旅立ってゆく…」 原作は竹宮恵子さんの同名漫画で、1977年から80年まで『月刊マンガ少年』で連載され、多くのファンから人気を博しました。 そして最終回が掲載された直後の1980年4月26日に劇場アニメ『地球へ…』が公開され…
おはようございます! 愛というのは、どれだけ多くのものを与えたかではなく、 そこにどれだけの思いやりが注がれたか、ということなのです #マザー・テレサ 3月23日 今日は、『世界気象デー』 1950年のこの日、世界気象機関(WMO) が発足した 気象観測通報の調整、気象観測や気象資料の交換を行っている 本日のお誕生日 大沢逸美さん、七瀬なつみさん、マークハントさん、桂木亜沙美さんなどなど もんち的には、映画監督の黒澤明さんのお誕生日 本日お誕生日の方々、おめでとうございます ㊗️㊗️㊗️㊗️㊗️ 黒澤明 幼稚園の頃、映画を観ることは「教育上好ましい」と語る父に連れられて、よく映画見物に出かけて…
山名家の捕虜となった百姓の太平と又七は、捕虜たちの暴動に紛れて脱走し、峠まで来るが、そこで金の延べ棒が入った木の枝を見つける。 その山には屈強が男が一人、美女が一人、男は山名家の敵である秋月家の侍・真壁六郎太で、女は秋月家の姫。 お家再興の為にその金を持って、敵地突破を計画しており、太平と又七もその奇策に巻き込まれることになるのだが・・・というストーリー。 どんどん新たな展開が進んでいく、めちゃくちゃ面白い冒険活劇。 次はどうなる?というハラハラドキドキの展開、様々な伏線が回収されていき、素直に楽しめる素晴らしい娯楽作品でした。 弥次喜多道中のような太平と又七の人間臭いかけ合いがある一方、真壁…
読んだ 飯村大樹「サッド・バケーション」 大白小蟹「うみべのストーブ 大白小蟹短編集」 山下澄人「しんせかい」 「現代詩文庫18 長谷川龍生詩集」 「NHK100分de名著 ローティ 偶然性・アイロニー・連帯」 河野真理子「メロドラマの想像力 その核と射程」 山本さほ「岡崎に捧ぐ 第2巻」 穂村弘、東直子「回転ドアは、順番に」 大島渚 高崎俊夫編「わが封殺せしリリシズム」 佐々木敦「新しい小説のために」 「伊丹十三選集 二」 観た 小林恒夫監督「点と線」 成瀬巳喜男監督「山の音」 岡本喜八監督「江分利満氏の優雅な生活」 ヴィム・アンダーソン監督「PERFECT DAYS」 木下恵介監督「女の園…
「せかいのおきく」(2023)は、テーマが江戸時代末期の厠(かわや:便所)の屎尿(しにょう)・ふん尿を安く買い、それを下肥(しもごえ=肥料)として農村に売るという、循環型社会を支えた下肥売買の若者らの青春を描いた物語。 「第97回キネマ旬報ベスト・テン」で堂々の第1位(作品賞)となった作品。監督は「北のカナリアたち」などの阪本順治監督、主演は「小さいおうち」などの黒木華(はる)。90分、モノクロ(ただし、章の終わりに数秒のカラーシーンがある。これがアクセントになっている)。 黒木華は、その古風な外見が明治・大正・昭和初期ごろの女性を体現するのにぴったりで、全く違和感がない女優。 ・・・江戸時代…
こんにちは。天国も見たことないし、地獄も見たことがないサトーです。できればこのまま見たくないですね。さいきん見た映画の感想です。 ストーリー 天国と地獄 三船敏郎 Amazon 靴をつくる会社の重役である権藤。彼は高台の立派な家に住み、妻と子どもと暮らしています。ある日、「お前の子どもを誘拐した。金を払え」と電話がかかってきます。ところが、誘拐されたはずの権藤の子どもが帰ってきました。実は、さらわれたのは権藤の運転手、青木の子どもだったのです。犯人は間違えて誘拐したにもかかわらず、それでも「お前が金を払え」と権藤に要求してきます。他人の子どもの命がかかっている状況で、権藤はどんな決断を下すので…
以前、テレビで「隠し砦の三悪人」のリメイク版、松本潤が出ているバージョンを見た覚えがあります。 出演した俳優たちが悪いのでは無いのですけど、あまりにもひどくつまらなかったので、早いうちに観るのを辞めました。 そんな事がありますので、今回、3月1日まで東宝名画座を観れることになってますが、黒澤監督の「隠し砦の三悪人」を観ようか観まいか迷ってました。 昨日、「大学の若大将」をちょっと観たのです。 加山雄三の若大将シリーズです。昔、怪獣映画や戦争映画と抱き合わせの二本立てで、ほとんどの作品を観ました。 面白かったのです、あの頃。 しかし、さすがに今観ると、ちょっと。 ショーン・コネリーの出る007シ…
言わずと知れた黒沢明監督作品。しかしなぜか今まで観ていなかった。 「七人の侍」「用心棒」こそが黒沢映画と信じて、そればかり観ていたからかも知れない。 「隠し砦の三悪人」が Star Wars episode 4 の原案になった作品と聞いてからも、「まさか宇宙戦争と日本の戦国活劇が繋がってるなんて、こじつけだろ?」と決めて、食わず嫌いならぬ、観ず嫌いになっていた。 www.youtube.com 140分の長編大作なので、録画を数日かけて観たんだけれど、文句無しに素晴らしい作品だった。何が素晴らしいって ①黒沢明監督初のシネスコープ作品。ワイドな画面でアクションシーンの映えること!この点は「七人…
『デルス・ウザーラ』撮影のいきさつ ハリウッド進出に失敗したのち復帰を目指し制作した『どですかでん』も興行的に振るわず、黒澤明は1971年12月自宅で自殺未遂騒動を起こす。そんな失意の黒澤に映画制作の話を持ちかけたのが、ソ連の映画撮影所モスフィルムであった。 その申し出があったのは自殺未遂騒動の前、1971年2月にシンポジウムで来日していたソ連の映画人からだ。その年の7月に今度は黒澤が映画祭の出席のためソ連を訪れると、改めて映画制作の話が持ちかけられる。黒澤はこの申し出を快諾すると具体的な話にも及び、シベリア探検の物語『デルス・ウザーラ』が映画化の有力候補となった。 ソ連映画界からの監督依頼は…
〈2020年11月10日〉 巨匠監督の撮影現場 黒澤 明の映画はどう作られたのか。制作の現場を捉えた貴重な記録映像と、録音テープや台本などの秘蔵資料に加え、出演者や関係者の証言をもとに黒沢監督の映画に迫ったNHK BS1のドキュメンタリー番組『黒沢 明映画はこうして作られた 証言秘蔵資料からよみがえる制作現場』が8日に放送された。 番組では黒澤映画の全盛期である50年の『羅生門』から63年の『天国と地獄』までを前半で、それ以降の作品を番組後半で取り上げ、その制作現場を関係者の証言と秘蔵資料で振り返る。 黒沢組の俳優・仲代達矢、山崎努、井川比佐志に加え、スクリプターの野上照代、カメラマンの木村大…
歳を取るにつれてフィクションが楽しめなくなってきた。 単なる老化現象ではない気がしている。思うに年とともに脳内に「フィクションダメ出し回路」ができてしまったのではないか。だから何を入力しても「つまらん」という結論になる。 ということは、見たフィクションを脳内「ダメ出し回路」に入力しなければ楽しめるはずだ。 何であれ楽しめた方が人生は豊かなので、注意しながら積極的に見よう。 以下、最近見た映画のメモである。 「オリエント急行殺人事件」 ケネス・ブラナー監督主演2017年版をアマプラで見た。 僕の中では1974年版の印象が強い。もちろんテレビで見た。淀川長治さんの解説だった。ということは日曜洋画劇…