キリスト教や教皇の力が弱まっていく中で、国王の力が強まって絶対王政が敷かれていきました。そのような中で国王の権利を制限し、議会を発達させていく政治基盤がつくられます。また新たな発明、新技術によって経済や社会が大きく変わります。近代革命、産業革命です。 ■立憲君主制と議会政治のスタート 17世紀から18世紀、イギリスでは政治が国王と議会の間で行われていました。しかし国王が議会を無視する政治を行います。国王軍・チャールズ1世と議会の独立派を主導したクロムウェルが戦います。やがて議会側が勝利、国王を処刑して共和制を樹立します。これがピューリタン革命(1642-1649年、別名:清教徒革命)です。その…