鏡子の家三島由紀夫新潮文庫昭和39年10月5日 発行令和2年10月25日 60刷令和3年3月1日 新版発行 今回読んだのは、令和3年の新版。知人との会話で、三島由紀夫の話になり、読んだことのなかった『鏡子の家』を読んでみた。 最後に、柚木麻子の解説がついていた。これは、新版からかな?『鏡子の家』は、発売当時評判が芳しくなく、三島が気に病んでいた一冊であるらしい。どちらかと言うと、破滅系のストーリー。 確かに、なんなんだ、、、。新年早々、変なもの読んじゃった、と思わなくもない。まぁ、それでも、人は生きていくのだよな、とも思える。世間的に言えば、幸せになる登場人物と、不幸になる登場人物が入り交じる…