京都大学こころの未来研究センター教授(宗教哲学、民俗学)。京都造形芸術大学客員教授。東京自由大学理事長。また、シンガーソングライターならぬ「神道ソングライター」の肩書も持つ。 1951年3月20日徳島県生まれ。國學院大学大学院神道学専攻博士課程修了。錦城高等学校教員・國學院大學幼児教育専門学校教員・武蔵丘短期大学健康生活科助教授・京都造形芸術大学芸術学部教授を経て、現職。
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本やタウンのデータより作成しました。
一条真也です。17日の日曜日の朝、ヤフーニュースで「日本人2人が月面着陸へ、『アルテミス計画』で28年以降想定・・・日米政府が合意方針」という記事を見つけました。 ヤフーニュースより 記事によれば、日米両政府は、米国が主導する有人月探査「アルテミス計画」で、日本人宇宙飛行士2人を月面着陸させることで合意する方針を固めたそうです。日本人の月面着陸は初めてで、実現時期は2028年以降が想定されています。日本が開発する月面探査車を10年間運用することでも合意する方向だとか。 1972年以来となる月への有人飛行や、将来的な月面基地の実現を掲げるアルテミス計画では、2025年に月の周回軌道での有人飛行を…
一条真也です。拙著『古事記と冠婚葬祭』(現代書林)がFBで紹介されました。FBといってもフェイスブックではありません。冠婚葬祭業界のオピニオン・マガジンである「フューネラルビジネス」(総合ユニコム)2月号です。 「フューネラルビジネス」2024年2月号 記事には、以下のように書かれています。「2023年11月21日、大手互助会(株)サンレー(本社北九州市小倉北区)の代表取締役社長であり、作家一条真也としても活躍する佐久間庸和氏と、京都大学名誉教授で宗教哲学者である鎌田東二氏は、対談本『古事記と冠婚葬祭』を現代書林から上梓した。本書は、『古事記』と『冠婚葬祭』をテーマに行なわれた2人の対談を、全…
一条真也です。京都大学名誉教授の鎌田東二先生といえば、日本を代表する宗教哲学者として知られています。また、日本における神道研究の第一人者です。ステージ4のガン患者でありながら「ガン遊詩人」として積極的にライブ活動を続ける神道ソングライターでもあります。そんな鎌田先生先生とわたしは、昨年11月に対談本『古事記と冠婚葬祭』(現代書林)を上梓いたしました。おかげさまで好評です。 『古事記と冠婚葬祭』(現代書林) その鎌田先生がブログ「能登半島からのLINE」を読まれ、上級グリーフケア士である金沢紫雲閣の大谷賢博総支配人の実家が全壊したことについて、メールを送って下さいました。そこには、「大震災で苦し…
一条真也です。石川県で発生した震度7の地震の被害が心配です。遠く離れた九州の地では為す術がないので、夜空の月に向かって北陸の方々の無事を祈っています。「バク転神道ソングライター」こと宗教哲学者の鎌田東二先生との共著『満月交心 ムーンサルトレター』(現代書林)を紹介いたします。102冊目の「一条本」です。鎌田先生とのWeb往復書簡「ムーンサルトレター」の第121信から第180信までが収められ、約580ページあります。 『満月交心 ムーンサルトレター』(現代書林) 本書の帯 本書のカバー表紙には夜空に浮かぶ満月のイラストが使われ、帯には「儀式とグリーフケアを語り尽くす!」「バク転神道ソングライター…
一条真也です。「中外日報」といえば、京都に本社を置く日本最大の宗教新聞です。特に、仏教界の方々はほとんど購読されているのではないでしょうか。同紙のWEB版に、『古事記と冠婚葬祭』(現代書林)の書評記事が掲載されました。 「中外日報」WEB版より 記事には、以下のように書かれています。「二人の対談は『神道とは何か』『神道と冠婚葬祭』『現代社会と神道』『神話と儀礼』『注目すべき人々との出会い』の5部で構成されている。片や『神道ソングライター』を自認する宗教哲学者であり民俗学者、片や冠婚葬祭企業の社長であり『礼の求道者』として幅広く活躍する実践者。興味深いのは二人が33年来の友人で、互いに『魂の義兄…
一条真也です。ついに、12月になりました。今年も残るところ1ヵ月です。2日の午前8時45分から、わが社が誇る儀式の殿堂である小倉紫雲閣の大ホールにおいて、サンレー本社総合朝礼を行いました。 12月度総合朝礼前のようす 最初は、もちろん一同礼! 社歌斉唱のようす マスク姿で登壇しました 一応、コロナ感染やインフルエンザ感染への警戒を緩めずに、全員マスク姿で社歌を歌いました。社長訓示の時間となり、わたしがレッドの不織布マスク姿で登壇しました。まず、わたしは「12月になりました。本当は昨日の1日に総合朝礼を行うはずでしたが、2日になってしまいました。みなさんにお詫びいたします」と言いました。 昨日の…
一条真也です。115冊目の一条本『古事記と冠婚葬祭』(現代書林)の見本が届きました。「神道と日本人」というサブタイトルがついています。ブログ「鎌田東二先生との対談」、ブログ「鎌田先生との対談2日目」で紹介したように、わたしは今年3月8日・9日に「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生と対談しましたが、その内容が本書に掲載されています。 『古事記と冠婚葬祭』(現代書林) 本書の帯 本書の帯には、わたしたち2人の写真とともに「人間は神話と儀礼が必要! 日本人のDNAに刻まれた神道の姿が明らかに。」「希代の神道学者と儀式の第一人者による奇跡の対談!」と書かれています…
一条真也です。23日から、サンレー本社の社員旅行に参加しています。24日の朝、別府温泉の悠彩の宿「望海」の客室で目を覚ましたわたしは、ホテルに隣接した別府湾へ。年頭所感に使用する日の出の写真を撮影するためです。 別府湾の日の出に龍が出現! 日の出の撮影には、サンレーの山下格取締役と松下健一課長が付き添ってくれました。「助さん格さん」ならぬ「格さん健さん」ですが、いつも頼りになる2人です。見ると、近くには紫雲閣事業部の青木博部長もいて、彼も写真撮影をしていました。今朝はちょっと雲があったので心配でした。空が明るくなっても朝日が見えないので、「今年はレンタル写真を使うしかないかな」と半ば諦めていた…
一条真也です。29日の午後、「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生が小倉に来られました。あいにくわたしは東京出張中でしたが、サンレーグループの佐久間進会長が 松柏園ホテルで面談しました。 佐久間会長と鎌田先生 大いに語り合う二人 鎌田先生と佐久間会長は、ブログ「鎌田東二先生、小倉へ!」で紹介した今年3月8日以来の再会でした。國學院大學の同窓である二人の懇談は多いに盛り上がったようです。佐久間会長が大学生時代に「宇宙一元神霊教」の教祖に見込まれたエピソードなども飛び出し、鎌田先生は「教祖は、佐久間青年の将来を予見されていたのだと思います」と語られました。父は喜…
一条真也です。25日、翌26日から久留米市美術館で開催される「顕神の夢―幻視の表現者―村山槐多、関根正二から現代まで」展の内覧会に招待されました。「バク転神道ソングライター」こと京都大学名誉教授で宗教哲学者の鎌田東二先生が監修されている展覧会です。 「顕神の夢」展チラシの表面 「顕神の夢」展チラシの裏面 「顕神の夢―幻視の表現者―村山槐多、関根正二から現代まで」展ですが、公式HPには、「人知を超えた『何か』の訪れにより得た霊的な体験を、創作のモチベーションとする表現者たちがいます。その『何か』をとらえようと焦がれ、制作に向かう彼らの心情を、本展では仮に『顕神の夢』と名付けてみました。「何か」に…
一条真也です。105冊目の「一条真也による一条本紹介」をお届けいたします。『心ゆたかな読書』(現代書林)です。表紙には、開いた本の中から木が生えているイラストが描かれ、「心の森」が表現されています。 『心ゆたかな読書』(現代書林) また、 「ハートフル・ブックス」というサブタイトルがついています。そう、本書は125万部の発行部数を誇る「サンデー新聞」に連載中の「ハートフル・ブックス」で取り上げた150冊を紹介したブックガイドなのです。 本書の帯 帯には、「『論語』から『鬼滅の刃』まで」「万巻の書を読み解いてきた当代一の読み手が、古今東西の150冊を厳選! 心をゆたかにする本たちとの至高の出合い…
2/11 (日)14:00 - 16:30 上野千鶴子×鎌田東二×島薗進「スピリチュアル嫌いの宗教論」NPO法人東京自由大学 https://peatix.com/event/3818607/view 八ヶ岳南麓から 作者:上野 千鶴子 山と溪谷社 Amazon 悲嘆とケアの神話論: 須佐之男と大国主 作者:鎌田 東二 春秋社 Amazon 宗教のきほん なぜ「救い」を求めるのか 作者:島薗 進 NHK出版 Amazon
2023年も終わりです!まあわたしはこれから会社で年越しなんですけど(仕事する気はなし) 今年はさすがにコロナの影響なくあちこち行けるようになりましたね厳密にはコロナは流行ってはいるんだけど、初期の頃と比べて毒性がかなり低いでもだいぶもとの世界に近づいてきました それではちょっと今年を振り返ってみましょう <ライブ関連>4月にやっとスパゴーに行けました♪実に3年ぶりくらいです楽しかったな〜 さてツアーも行くぞ〜とか思ってたら、メンバーの健康問題でLiveが飛び、行けたのはラストの川崎だけでもでも久しぶりの生音でカンドーしましたよ! あとは地元に来た奥田民生×マカロニえんぴつ、そしてユニコーンど…
12/23 (土)14:00 - 16:30 高木慶子×鎌田東二×島薗進 宗教とケア―大いなるもの“超越者”との関係 東京自由大学 https://peatix.com/event/3768377 グリーフケア入門: 悲嘆のさなかにある人を支える 勁草書房 Amazon 悲嘆とケアの神話論: 須佐之男と大国主 作者:鎌田 東二 春秋社 Amazon ケアの時代「負の感情」とのつき合い方 作者:鎌田東二 淡交社 Amazon ともに悲嘆を生きる グリーフケアの歴史と文化 (朝日選書) 作者:島薗 進 朝日新聞出版 Amazon グリーフケアの時代―「喪失の悲しみ」に寄り添う 作者:島薗 進,鎌田…
関東から戻り、平穏な日常が続く中、ふと吉野に行こう!と湧きます。理由らしいものは何もありませんが、何となくの思い付きにのって行動します。 何の予備情報もなく、ただ天河に向かうことにします。 天河辨財天社 本殿に祀られている弁財天像は通常非公開で、毎年7月16日から17日にかけて執り行われる例大祭においてのみ開帳されるとか。各種祝詞・般若心経や神楽とともに、能楽やアーティストの演奏などが奉納される一大イベントが開かれます。また、本殿右扉の中に安置されている日輪弁才天像は、60年に1度にのみ開帳とされています。残念ながら小生が生きているうちに顔を合わせることはなさそうです。何せ、2020年に開いた…
一条真也です。12月5日、「北國新聞」の朝刊に東京大学名誉教授の島薗進先生とわたしの顔写真が出ました。というのも、グリーフケアの自助グループである「月あかりの会」の北陸版が立ち上がることになり、その発会式&トークショー&映画上映会の広告が掲載されたのです。 「北國新聞」2023年12月5日朝刊 広告は「『わたし』から『わたしたち』へ」「月あかりの会―ご遺族の会―」「喜びも悲しみも、ともに分かち合う社会へ」として、以下のように書かれています。「わたしたちの人生とは喪失の連続であり、それによって多くの悲嘆(グリーフ)が生まれます。『グリーフケア』とはさまざまな喪失と決別を経験した人が、失った(ひと…
34点 ステータス☆☆ 特殊能力☆☆ 使い勝手☆ 守備位置 中D(51) サブ左E(46)、右D(51) 中弾道 ミートD(57)、パワーC(66)、走力B(74) 捕球F(38)、スローイングE(44)、肩力B(74) 特殊能力 超粘り打ち◎ 固め打ち 初球 寸評 巨人の覚醒枠にありがちな走力型ですが、どうあがいてもAにはならない、同値にならない、守備ステの低さが要因でスタメンには使えないです。 打者ステも控えめですが、頑張ったらS1の秋広選手の下位互換ぐらいの感覚で使えます。特能は巨人的には被りが少ないので場合によってはパーツコンボとしてベンチ入りはアリかも?ポテンシャルの高い選手なので余…
一条真也です。『死生観を問う』島薗進著(朝日新聞出版)を読みました。著者から献本されたもので、「万葉集から金子みすゞへ」というサブタイトルがついています。著者は日本を代表する宗教学者です。1948年、東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。主な研究領域は近代日本宗教史、死生学。東京大学名誉教授。本書は、ブログ『日本人の死生観を読む』 、ブログ『ともに悲嘆を生きる』で紹介した本に続く三部作の完成となる一冊です。 本書の帯 本書の帯には、「『魂のふるさと』『無常』『孤独』『悲嘆』『慰霊・追悼・鎮魂』『桜』『うき世』を鍵言葉として、大伴旅人、山上憶良、菅原道真、紀貫之、西行、芭蕉、一茶、…
一条真也です。最新の一条本である『古事記と冠婚葬祭』(現代書林)が発売中ですが、おかげさまで好評のようです。特に、ステージ4のがん患者である宗教哲学者の鎌田東二先生の死生観が多くの読者の心を掴んでいます。まさに「死を乗り越える」読書体験といえますが、101冊目の「一条真也による一条本解説として、『死を乗り越える読書ガイド』(現代書林)を紹介します。 『死を乗り越える読書ガイド』(現代書林) 『死を乗り越える読書ガイド』は、2020年8月11日に刊行されました。といっても、オリジナルの書き下ろしではありません。2013年刊行の『死が怖くなくなる読書』を全面的に改訂した本で、最後はグリーフケアの書…
明日も行くことになるというね。 もう疲れたかもかも。 聖なる場所の記憶鎌田東二 講談社 1996年02月10日 楽天ブックスで探す Amazonで探す hontoで探す 紀伊國屋書店で探す 図書館で探す by ヨメレバ こ、これは… 感想 おわりに おしまい こ、これは… 読み進めていっても、道に迷ったままでした。 いくらこちら側が歩み寄ろうとも、 文章が歩み寄ってこないのです。 そこには一種の距離を感じました。 決して著者が悪いわけではないのです。 私にとって最凶ジャンルの2つが 合わさってしまったがために 文章の距離が遠いのです。 これはしくったぞ… 感想 上記の通り、二大強ジャンル(悪い…
Yoo Doo Right / CAN Yoo doo right, doo right, yoo doo rightしっかりするんだ、しっかりするんだ、しっかりするんだ I'm in love with my girl, she's awayMan, you gotta move on, man, you gotta move on, manI need your help, I need your love todayOnce I was blind but now I seeNow that you're in love with meYou made a believer out of…
(2023/10/22) 『最初の神 アメノミナカヌシ』 海人族・天武の北極星信仰とは 戸矢学 河出書房新社 2023/8/11 <「祭り」のない神> ・本居宣長は『古事記伝』冒頭部分で、まずは天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)について考証しているが、そうしなければ『古事記』そのものの解読が始まらないのだから当然のこととはいうものの、その筆致はけっして円滑なものではない。基礎的な文字解読のみで通り過ぎている。 折口信夫は「天御中主神(アメノミナカヌシ)の意義だけはわからない」と言っている。折口の日本神話論は二番手のムスビ二神から解き起こすものであって、一番手のアメノミナカヌシについての考証…
2022年冬の紀行。 清算の年といわれたこの年(書いているのはほぼ1年後ですが…)このblogを書き出すきっかけの一つに世界が変わるという体感を感じたからです。別に小生一人の世界ですが(苦笑)それでも巻き込まれる人はいます。 パートナーはその典型です。子供たちもです。幸いなことに、子供たちは「わかった」の一言で片づけてくれる存在です。色々と変わるんだよ…仕事も出し、収入も出し、生き方も出し…と説明しても「だから?」の一言で解決される、と。 実に恵まれた存在です。小生は。感謝しかありません。 そんな清算の年に、巡る辨財天。様々な世界が良い方向に流れている実感がじんわりと、判ってくるまでに小生の場…