先日投稿した、『硫黄島の手紙』の音楽の中にはラッパ(喇叭)も多く登場します。 古来より軍隊とラッパは、切っても切れない関係にあります。 ラッパの高い音は轟音鳴り響く戦場でも目立つので、兵隊に指揮官の命令を伝える信号音としてうってつけでした。 戦場での伝達手段が、無線に取って代わられるまでは、様々な命令(「進め」「突撃」等)がラッパによって伝えられていたわけです。 また現代の自衛隊では、日常生活や式典の中で、ラッパの使用が旧軍より引き継がれています。 日本に軍隊ラッパが持ち込まれたのは幕末です。 ビューグルというラッパ。 Wikipediaより。英軍ビューグル トランペットのようなバルブやピスト…