早えもんだぜ、あの吉宗公の世から20年…赤面疱瘡撲滅は彼女の代では達成できず、その願いは次世代へ引き継がれることになった。田沼意次が招いた平賀源内と青沼によって大奥の中で蘭学の会が開かれることになり、やがて人痘接種へとたどり着いていく。しかし快く思わない者たちによる陰謀に巻き込まれていく。ちょっと面白いのは吉宗とは血が繋がっていない意次が彼女の意志を正確に受け継ぎ大胆な改革を厭わなくて孫の松平定信は旧来のやり方を変えられるのが気に食わないというところですね。「吉宗公が草葉の陰で泣いておるわ!」って言われましてもあの吉宗公はきっとこの勉強会に興味持つし加わるし何なら混血で見たことのない見た目の青…