戦国武将。1527年〜1596年。 徳川家康の家臣。徳川四天王筆頭。家康の叔母を妻としており、三河統一期から五カ国領有期までの宰相格。東三河衆の旗頭。 長篠・設楽ヶ原の合戦では別働隊を率いて武田軍の拠点、鳶巣山砦を攻略して大勝の礎を築いている。
徳川信康切腹の際の信長に対する申し開きが不足していて家康から恨まれていたとの説もあり。
徳川四天王(上)【電子書籍】[ 南原 幹雄 ]価格: 924 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 お大の方は、子を産むときに夢を見た。仏法の中心の呼ばれる須弥山の頂上に対座する帝釈天。そしてその四方には、東面に持国天、南面に増長天、西方には広目天、そして北方には多聞天が憤怒の宗を現わし、邪鬼を踏みつけて、帝釈天を守ろうとしていた。こうして産まれた徳川家康に苦難が待ち受けると、大の方の夢に現われ、帝釈天たる家康を守り抜くと告げる。 家康の叔父にあたる酒井忠次は家康よりも20歳年上だが、人質時代から家康に付き従うと共に、武将として戦場で活躍し、宿老としても小豪族時代の松平家から家を支え、家臣の教育に…
ランキング参加中歴史 大江匡衡(まさひら) 清原元輔 大江匡衡(まさひら) 赤染衛門の旦那らしいけど。作中に出てないんやね。残念。 そもそも大江氏の歴史を見ると、歴史ファンにはちょっと面白い。 始まりは、桓武天皇10年に、土師諸上らに大枝の姓を与えた地点。これが、縁起が悪いとして読みはそのまま、大江になった。 まず本作、存在だけの大江匡衡。これはあとで詳細。 大江匡衡のひ孫が大江匡房(まさふさ)。こいつは、源義家*1に兵法を教えたらしい。とんでもねえ。 この大江匡衡のさらにひ孫に大江広元。全国の武衛にはお馴染みの源頼朝の側近*2。 この大江広元の4男・季光が、相模国毛利荘*3を領した結果名乗っ…
今年の大河ドラマが決まった時、臆病者の徳川家康を描いた池上金男著「遁げろ家康」を思い出し、「狸おやじ」を松本潤が演じると聞いて「?」でした。 第1回放送を観ると、悪女と言われる瀬名(築山殿)演じる有村架純、そして家康を「白兎」とよぶ「岡田信長」(今思えば、今年彼らを巻き込んだジャニーズ問題を連想させる・・・・)に首をかしげ、とどめはCGのお馬さんと火縄銃の連射のシーンで遂にギブアップ。 *Yahoo JAPANより それでも「阿部信玄」に未練があり、結局は三方ヶ原の戦い以降、瀬名と「ムロ太閤秀吉」を除いて視聴させていただきました。そこで印象に残った、鳥居強右衛門や夏目広次のシーン、北川景子の演…
大河ドラマ「どうする家康」は、豊臣秀吉の死去によって再び大きな節目を迎えようとしています。そのなかで、徳川四天王の筆頭であった酒井忠次(大森南朋さん)も静かに退場していきましたね。 今回のコラムでは、酒井忠次の子孫はどうなったのかについて触れてみましょう。 徳川家康の関東移封に伴って家臣たちにも領地が与えられ、独立した大名となったわけですが、酒井忠次はすでに隠居しており、子の酒井家次に下総国臼井3万7千石が与えられました(10月2日のコラムで紹介済みです) rekishi-jinbutu.hatenablog.com 関ケ原の合戦後の領地替えで、彦根藩に加増転封した井伊直政に代わり、家次が高崎…
予め言っておきますが、異論反論はお控え下さい。コメントをいただいても承認しません。なぜなら以下に書くことは私個人の感想ですから。 放送の方も既に終盤に入った《どうする家康》ですが、初回の放送から賛否両論あるというより、批判の方が圧倒的に多いように感じております。 なにしろ主人公の家康にしても、正妻瀬名にしても、それまでの大河ドラマとはキャラクターが全然違っているし、信長の清洲城は中国の故宮みたいだし、過去の大河では外すことのなかった金ヶ崎の退き口さえ《何やかや》で省略するし、全般的にCG過多だしで、批判の声が上がるのもまあある程度理解は出来ます。 ただ、私は今回の家康の放送を結構楽しんで見てま…
瀬名ロスがぶり返す押し花の秘密 NHK大河ドラマ「どうする家康」第34回「豊臣の花嫁」が2週間前の9/3に放送されていた。体調不良時を除き、一応、毎週感想をダラダラと書いてきているのに、今回は何の理由もなく通過するところだった。危ない危ない。 34回も決して見どころが無かったわけではなく楽しんで見たのだが、このところのジャニーズ問題の方に気を取られていたら・・・今作は、ガッツリとジャニーズ大河だ。9/15発表の新キャストにもジャニーズタレントがいる。とはいえ、主役を挿げ替える訳にも行かないから、今年はこのままだろう。 さて、早速あらすじを公式サイトから引用させていただく。 打倒・秀吉(ムロツヨ…
天下人織田家の看板、変わりつつあるのに NHK大河ドラマ「どうする家康」の第32回「小牧長久手の激闘」が8/20に放送された。公式サイトからあらすじを引用する。 家康(松本潤)は秀吉(ムロツヨシ)10万の大軍に対し、あえて前進し、小牧山城に兵を集めた。互いにどう動くか探り合いが続く中、康政(杉野遙亮)は秀吉の悪口を書き連ねた立札をばらまいて秀吉を揺さぶる一方で、城の周辺に謎の堀を作り始める。徳川軍が守りに入ったと考えた池田恒興(徳重聡)は、秀吉に、家康を引っ張り出すため岡崎城を攻撃するという策を献上。進軍を開始するが、まさにそれこそが家康の狙いだった。(これまでのあらすじ | 大河ドラマ「どう…
ドラマ VIVANT どうする家康 榊原康政 井伊直政 本多忠勝 酒井忠次 ドラマ VIVANT 今週もVIVANT おもしろかったですね 太田梨歩さん役の飯沼愛さん 存在感がすごかった 【デジタル限定】飯沼愛写真集「声が聞こえる」 週プレ PHOTO BOOK 作者:飯沼愛 週刊プレイボーイ Amazon 飯沼愛 WHITE graph デジタル写真集 作者:飯沼愛 講談社 Amazon 香川県出身なんですね 迫田孝也さんと色々あったみたいなことを書かれていますが あのシーンで迫田孝也さんに対してむかつきましたもん 来週以降も どんな展開になるのか楽しみです どうする家康 今週のどうする家康…
アイドル松潤家康、面目躍如の舞 NHK大河ドラマ「どうする家康」第26回「ぶらり富士遊覧」が先週7/9に放送され、アイドル松本潤はやっぱり伊達じゃなかったと感嘆するしかないキラキラの「海老すくい」を見せて頂いた。今回はこれが白眉。 上半身を真っ直ぐに、舞台上にスススと滑るように進み出るブレない姿は、古いけど「徳川慶喜」本木雅弘が禁中で走る姿を思い出した。それでいて腰を曲げて跳ねる時の軽やかさ。よろけそうもないバランスの良さ。上品だな~これは絶品って言うべきでしょう。 松潤の「嵐」としてのダンスはいつが最後だったのだろう。彼が踊るのはそれ以来じゃないのか。お宝ダンスだったかな。 それに、後編突入…
こんにちは。 さて、前回の続きです。 humikisaragi.hatenablog.com どうする家康全国巡回展を見終えて目的を果たしたわたしたちふたりは、せっかく鶴岡に来たのだからと、鶴岡アートフォーラムのすぐ近く、鶴岡公園を見に行くことにしました。 鶴岡公園は鶴ヶ岡城址で、お堀も残っており、本丸跡には神社もあったりと、わたしたちにははずせないスポットでこざいます。 あーお堀キレイ。 噴水作ってるんですねー。 マイナスイオンいっぱいかな? 本丸があった場所には現在は荘内神社が。 荘内神社の花手水。 荘内神社。「縁」の文字は今年の一文字だそう。年末に翌年分を定めてるみたいですね。(フェイス…
関白秀吉 大阪城の屋根が晩秋の薄日に照らされ黄金色に輝いていた。入り組んだ城内を数正は複数の兵士に囲まれながら五重の天守へ導かれた。天守外壁は白の漆喰、腰板は黒い漆が塗られている。しかし、真っ先に目を奪われるのは、何といっても金色の装飾を設えた大きな破風である。他にも軒丸瓦や軒平瓦など、いたるところに金箔が施されていた。五階には外から囲む回廊が威圧的に下々を見下ろしている。絢爛豪華ではあるが、それは秀吉の「卑しい出」を徹底的に覆い隠すような金色でもあった。 数正は大広間に通された。初めて目にしたわけではないが、今日の数正はことさら威圧感を感じた。両脇には羽柴秀長を始め、浅野長政、片桐且元、石田…
数正出奔 石川数正は、岡崎に戻ると、二、三日自分の部屋に閉じ籠った。その間、数正は机の上に硯を置き、ひたすら徳川の軍法を書き綴っていた。軍法とは、徳川の戦における戦略・戦術など兵法や陣法のことであり、重臣しか知らない最高機密である。 徳川から出奔し、これを秀吉に渡そうとしている自分は、明らかな裏切り者であることはわかっていた。敢えて、裏切り者になる事により、強硬派が犇めく三河の戦闘意欲を封じ込めるのが、最善の策と数正は心に決めたからである。数正の目的は圧倒的な秀吉勢力による徳川家滅亡を防ぐことであり、いつか家康が天下統一する日を待ち望むことでもあった。 しかし、この裏切り行為は、裏目に出ること…
秀吉の勢い 大阪までの随行は、数正の家臣20騎に加え、警護役の井伊直政の30騎のみである。 こうして、於義丸が浜松城を発ったのは、使者滝川雄利が戻ってわずか20日後の12月12日であった。 一行が大阪城に着き、大広間に通されると、秀吉をはじめ、秀吉の弟・羽柴秀長など多くの武将が整然と並んでいた。 秀吉が於義丸を見つけると、 「おう、於義丸じゃな。もそっと近くへ」と親しげに手招きした。 「徳川家康が次男、於義丸でござりまする。羽柴筑前守秀吉さまのご尊顔を拝し‥」 と12歳の於義丸は口ごもりってしまった。 「緊張するのも無理なかろう。しかし、今日からは秀吉の子。強く逞しくならぬといかんぞ。そうだ、…
和議の礼 家康は、講和後の秀吉の真意を探るためにも、〈和議の礼〉を家康の懐刀といわれた石川数正に託した。数正は武将として頼れている存在だけでなく、かつて「桶狭間の戦い」の後、今川から離反した家康が、信長と対等同盟(清須同盟)となる交渉を行なったり、今川氏真と人質交換の交渉では瀬名(築山殿)と長男・信康を無事救助するなど、こういった外交的手腕を買われてのことだ。また、数正は以前、秀吉が「賤ヶ岳の戦い」で柴田勝家を討ち坂本城に凱旋した際に、先勝祝いの品として名高い茶入れ「初花」を届けており、その時から秀吉に気に入られている事も家康は承知していた。 しかし、今回数正は敢えて、何も持たず秀吉に会い家康…
図録を幾つか購入した 3月24日に八代で玄聖院様を御借りして六壬の講義をしてきたのだけど、講義は午後からだったので午前中に博物館の『未来の森ミュージアム』に行ってきた*1。丁度令和5年度冬季特別展覧会の『武将の備え』の最終日だった。展示も面白かったけれども、図録に興味を惹かれるものがあったので幾つか購入した。この絵は、八代城主二代目の松井興長(おきなが)の像の一部で、『もののふの美と心』展の図録から拝借した。図の全体はもっと縦長で上部にこの図像の由来が漢文で書いてある。興長が羽織っている陣羽織は、江戸城御手伝普請で功があったことから家光からの拝領の品だ。図録の説明ではこの陣羽織や周囲の武功をし…
*「どうする家康」で大久保忠世を演じた小手伸也。なんとなく、大久保一族の風貌を彷彿とさせます(NHK) 【あらすじ:中巻】 一向一揆を抑え三河を平定した徳川家康は、武田信玄と不可侵の約を結び、今川の領土である遠江国へ侵攻する。信玄は駿河国を襲うが、その後遠江国へも侵略の手を伸ばし、戦いの火蓋が切られようとしていた。しかし織田は徳川に対して援軍を送らず、家康は三方ケ原の戦いで信玄に完膚なきまでに敗北してしまう。大久保一族も犠牲がでたが、大久保忠世は敗北後に武田軍に夜襲をかけて、徳川軍の意地を見せた。 ところがその信玄が死去する。後を継いだ武田勝頼は、猛将だが軍略と治世の能力に欠け、長篠の戦で信長…
ここからは、徳川家康にまつわる人物や戦いの20選になります。 *Amazonより 【あらすじ】 東海の覇王、今川義元の治世下。山の峰が丸ごと吐いたかのような、月が美しく見える吐月峰(とげっぽう)。京の連歌師宗長が庵を築き、その後僧侶の宗物が世捨人の暮らしをしていたが、宗物はかくまっていた姉弟を世に出すために、義元の重臣関口親永に託す。親永は先年瀬名姫という娘を授かったこともあり、従者として預かることにした。 瀬名姫が成長すると、その美しさは今川家中でも評判となる。従兄弟で幼馴染みの、国主の嫡子今川氏真に嫁ぐとも噂されたが、氏真は北条家から正室を迎えることが決まる。ならばと家中から嫁入りの申出が…
小山城がいつ頃に築かれたのかは定かではないが、伝承によると、文治年間(1185-90)に小山朝光こと結城朝光によって砦が築かれたのが最初という。 ただ、文治年間というと、源平の争乱終結後であり、その末期が奥州藤原氏との戦いがあった程度で、時代背景からは、砦を築く理由が見つけられない。 その後、室町時代から戦国時代に掛けては、駿河と遠江を領した今川氏の城となり、山崎ノ砦と呼ばれた。今川家の家臣の所領を記した「今川分限帳」には、井伊直親が領していたことが見えており、後には岡部元信が一帯を支配したと思われる。 この頃、今川氏では、当主義元の討死と跡を継いだその嫡子氏真の失政があり、急速に大名としての…
能見城は、ノウミではなくノウケンと読む。 能見城築城には3つの説があり、そのひとつが穴山氏築城説である。 穴山氏は、甲斐源氏武田氏の5代信武の五男義武が、能見城周辺の逸見郷穴山村を領して地名を称し、穴山氏の祖となったという。しかし、これには異説もあり、在地豪族としての穴山氏が既に存在していたが、逸見氏と武田氏の守護を巡る争いの中で、穴山氏を取り込むために義武が養子として送り込まれたともいわれる。 とは言え、義武を始祖とする説は系図にあるのみで裏付けに乏しく、義武入嗣説も、父信武の時代である元弘の乱から南北朝時代前期の頃の逸見氏はそれほど有力ではない上、守護職を巡って争ったのは主に南北朝時代終結…
心理学から見る織田信長という人物 安土城だけは「天主閣」と書きます サイコパスに関する本を読んでいると 「スティーブ・ジョブズはサイコパスであった」 という記事がありました。 プレゼンだけは上手いが、実務は殆ど出来ない。 確かに、ジョブズ氏は、デザイナーとして何か残したわけでもないし、エンジニアとして何かを発明した訳でもありません。 他人の作った人気商品をパクリ、社員に厳しい注文をつけて、やらせただけ。ではありました。 彼の伝記的映画の中で「これからは一人々々がコンピュータを持つ時代だ」というシーンがあって、PCマッキントッシュを生み出したかのように描かれていますが、最初にPCを開発したのは「…
以上、『シン・仮面ライダー』(2023:庵野秀明)より 以上、『法廷遊戯』(2023:深川栄洋)より 以上、『首』(2023:北野武)より 以上、日本テレビ・日曜ドラマ「厨房のありす」(2024.01.21~:佐久間紀佳、鈴木勇馬、瀬野尾一、猪股隆一)より きょう2月19日は、大森南朋(おおもり なお)さんの誕生日です。1972年生まれの52歳になりました。おめでとうございます。東京都出身。アパッチ所属。父親は麿赤兒、兄は大森立嗣(映画監督)。2012年3月に小野ゆり子と結婚、2019年5月に第一子誕生。 大森南朋さんの映画最近作は、 2021.08.13『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(202…
2024-2-15 信長の野望 覇道でプレゼントしています。締切:2/18 23:59 を追記しました 阪神梅田本店で開催している「阪神のバレンタイン2024」に2/6(火)行きました。 開催前に紹介した内容です ↓ shikanokashi.com 『いちごバレンタイン』とうたっているだけあって、 いちご!いちご!いちご!という感じのコーナーがあります。 期間限定で「ココリス」も出店しています。 coco-ris.jp ですが、「阪神のバレンタイン2024」に来た理由は、カタログにあった 引用:阪神のバレンタイン 2024 チョコカタログ|阪神百貨店 『TSUWAMONO(ツワモノ)』を買う…
本作は、「著 ケン・セントアンドレ 翻訳:安田均/グループSNE」が権利を有する『トンネルズ&トロールズ完全版』の二次創作作品です。 (C)Group SNE 「トンネルズ&トロールズ完全版」 思いつくのがちょっと遅かったな。 ・第一部「小牧長久手」 信長亡き後、ついに対峙する秀吉と家康。羽柴軍か徳川軍に身を投じ、戦乱の世の終結をめざす。 種族は善のみ、タイプ・性別不問、1レベル限定。1d6を1回ふって敵将を決める。 羽柴軍 1羽柴秀吉 2羽柴秀次 3池田恒興 4森長可 5堀秀政 6滝川一益 徳川軍 1徳川家康 2織田信雄 3酒井忠次 4榊原康政 5本多忠勝 6井伊直政 敵将のMRは33+1d…
1/21 麗麗×忍者隠密隊B.C.A共闘MISSION『乱舞絶刀~覇者への道~』-新春SPECIAL-@ HOLIDAY NEXT NAGOYA クレメロ×TANBAでのご出陣や麗麗さんのワンマンライブもあったためあまり久しぶりという気がしなかったのですが、7月ぶりの『乱舞絶刀』! もちろんうきうきで行ってきました! 忍者隠密隊B.C.A ~セットリスト~ 1.お前の愛を主にするなら2.Black Clad Assassin-体術訓練-3.守って守って守り抜く-MC-4.恋の矢文は正々堂々5.Present Day-MC-6.謳歌7.花歌 もはや『乱舞絶刀』のOPといえば、というBGMで登場し…