政党の役職の1つで国政選挙などの選挙対策を専門に行う責任者の役職名である。 日本の自由民主党の場合、選挙対策本部の下に置かれた選挙対策総局の責任者である選挙対策総局長が2007年の9月から選挙対策委員長に名称変更され、幹事長や総務会長や政務調査会長などとともに重要な役割を果たす役職に位置づけられている。
街頭演説を終え、SPらに囲まれ車に乗り込む岸田文雄首相=2023年10月、高知市内 思ってもみない経験をした。先日上京した際のこと。出雲空港の保安検査場を通過し、手荷物を元の位置に戻していると、「ピー」という金属探知機の電子音が次々に鳴り響いた ▼振り返ると、黒いスーツ姿の屈強そうな4、5人の男性がゲートを通過し、持ち場についた。要人を警護する警察官だろう。「誰が来るの?」。羽田空港から到着した航空機から真っ先に姿を見せたのが、自民党の小渕優子選挙対策委員長。複数のSP(警護官)に誘導され、あっという間に見えなくなった。島根県連幹部らとの会合に出席するため来県したことは、後で知った ▼要人警護…
上川外相が講演した自民党の「女性のつどい」(松江市) 派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、自民党が議員の処分を決めてから最初の週末となった6日、自民と立憲民主党は、それぞれ衆院島根1区の補欠選挙(16日告示、28日投開票)の選挙区に要人を入れて大規模な会合を開いた。 告示まで10日となり、事実上の一騎打ちが熱を帯びる。 泉代表が話した立憲民主党の「島根から政治を変えよう」県民集会(松江市)などの関連写真 新人の錦織功政氏(55)を立てる自民は、松江市のホテルで女性党員たちを集めた「女性のつどい」を開き、上川陽子外相が出席した。約800人を前に、島根県選出の故細田博之前衆院議長や故竹下亘元…
政治資金 派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で自民党は安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定し、安倍派幹部の塩谷 元文部科学大臣と世耕 前参議院幹事長は離党勧告となりました。 これを受けて世耕氏は離党届を提出し、受理されました。 安倍派と二階派の議員ら39人の処分決定 今回の問題で自民党は4日午後、党本部で党紀委員会を開き、安倍派と二階派の議員ら39人の処分を決定しました。それによりますと安倍派でキックバックの扱いを協議した幹部4人のうち、派閥の座長を務めた塩谷 元文部科学大臣と、参議院側のトップだった世耕 前参議院幹事長が離党勧告、また下村 元政務調査会長と西村 前経済産業大臣は1年間の…
自民政治資金問題 自民党派閥の政治資金問題をめぐる処分が発表され、記者団の取材に答える岸田首相(4日、首相官邸) 自民党は4日、派閥の政治資金問題の処分を決めた。一定のけじめはつけたものの事態解明からは遠く、問題の幕引きとはいいにくい。内閣支持率の低迷に加え、処分を巡る党内の混乱で政権運営はより難しくなる。外交や経済で懸案を抱える岸田政権にとって「政治とカネ」が重荷となる。 【関連記事】自民党、塩谷・世耕両氏に離党勧告 39人の処分決定 「離党勧告は重すぎる」「処分基準が曖昧だ」。4日夕に党本部で開いた党紀委員会では処分案への異論が噴出した。「委員長一任でいいか」との呼びかけに賛同の声は乏しか…
川勝知事の後任について 静岡県知事、川勝平太氏の後任に関する展望 静岡県知事の川勝平太氏は、不適切な発言の責任を取り、辞職する意向を固めました。これは、県政の混乱を収拾するための決断と見られています。川勝知事は、2009年7月に前任者の石川嘉延氏の退任に伴い、知事に就任しました。その間、早稲田大学の教授や静岡文化芸術大学の学長など、多岐にわたる経歴を持つ人物です。 川勝知事の後任については、元防衛副大臣の渡辺周衆院議員に出馬を打診していたことが報じられています。渡辺氏は、「環境が整えば」と述べ、知事選の立候補に前向きな姿勢を示しています。また、副知事の後任としては、元静岡県地域外交監の増井浩二…
こんなことで、日本の独立は守られるのか。はなはだ疑問である。 岸田首相は厳格な手続きをとると表明せざるを得なかったが、自民党内には、公明党との連立を解消すべきだといった意見も出ている。当然だ。 第三国輸出、次期戦闘機に限定 首相明言「二重の閣議決定」で厳格手続き 2024/3/13 19:50 参院予算委員会で答弁する岸田文雄首相=13日午後、参院第1委員会室(春名中撮影) 岸田文雄首相は13日の参院予算委員会で、国際共同開発する防衛装備品を巡り、防衛装備移転三原則の運用指針を改定し、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機に限って日本からの第三国輸出を認める意向を初めて示した。輸出にあたっては…
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、衆議院政治倫理審査会が開かれ、安倍派の事務総長経験者4人が出席しました。いずれも国民の政治不信を招いたことを陳謝した上で、パーティーにかかわる会計処理には関与していなかったなどと釈明しました。 目次 ==政倫審 詳細経過== 西村氏の弁明始まる 目次を開く 安倍派の事務総長を務めた4人が出席 衆議院政治倫理審査会は1日、安倍派の事務総長を務めた▼西村・前経済産業大臣、▼松野・前官房長官、▼塩谷・元文部科学大臣、▼高木・前国会対策委員長の4人が出席して開かれました。午後の審査会は、立憲民主党が提出した、自民党の小野寺予算委員長の解任決議案を審…
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、衆議院政治倫理審査会が開かれ、午前は安倍派の事務総長を務めた西村・前経済産業大臣と松野・前官房長官が出席しました。両氏はともに、国民の政治不信を招いたことを陳謝した上で、事務総長としてパーティーにかかわる会計処理には関与していなかったと釈明しました。衆議院政治倫理審査会は再開し、自民党安倍派の「座長」や事務総長を務めた塩谷・元文部科学大臣の弁明とそれに対する質疑を終え、自民党安倍派の事務総長を務めた高木・前国会対策委員長の弁明が始まりました。 目次 塩谷氏「いわゆる『中抜き』・『私的流用』は一切ない」 塩谷氏「『裏金』などと言われる使い方は…
崖っぷちの岸田首相(写真:時事通信) 裏金問題に揺れる岸田政権が、ガケっぷちだ。2月17~18日に発表された各新聞の世論調査で、内閣支持率が14%(毎日新聞)、21%(朝日新聞)と、政権発足後最低を記録した。 毎日新聞の調査では不支持率も82%を記録。同紙の調査では自民党の支持率も16%と、自公連立政権発足後、最低になっている。 【写真あり】2月14日、「令和国民会議」の会合であいさつする自民党の木原誠二議員 しかし、その裏で「消費増税へのカウントダウンが始まっている」と警鐘を鳴らすのが、政治ジャーナリストの鮫島浩さん。 2月14日、「日本社会と民主主義の持続可能性を考える超党派会議」(以下、…
今日も衆院東京15区補選、後半は共産党の話。まず民民(国民民主党)の公認予定取り消しの券について、TBSのニュースから引用する。 newsdig.tbs.co.jp 東京15区補選候補者の公認取り消し 国民民主党「法令違反の可能性ある行為があった」 元フリーアナウンサーに一体に何があったのでしょうか。4月に行われる3つの衆議院・補欠選挙のうち、東京15区について国民民主党は候補予定者の公認を取り消したと発表しました。元フリーアナウンサー 高橋茉莉氏(今月12日)「私、高橋茉莉ならびに国民民主党は、清く、正しく、政治活動を行っていくことを誓います」今月行われた党大会でこう宣言した高橋茉莉氏。とこ…
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202402280000053.html★26日の衆院予算委員会で首相・岸田文雄に対して、立憲民主党の元首相・野田佳彦は「(政治とカネの)説明責任を果たすというなら、政治倫理審査会は完全公開が当然」と詰め寄ったが、「国会が判断すること」とかわした。一方、同党・城井崇が首相に「納税者の皆さんに一言」と問うと、「納税の時期を迎えて国民に強い懸念、不信を引き起こしていることについて自民党として強い危機感を感じ、心からおわびを申し上げる」と謝罪。「税は社会を支える公的なサービスを皆で…
★26日の衆院予算委員会で首相・岸田文雄に対して、立憲民主党の元首相・野田佳彦は「(政治とカネの)説明責任を果たすというなら、政治倫理審査会は完全公開が当然」と詰め寄ったが、「国会が判断すること」とかわした。一方、同党・城井崇が首相に「納税者の皆さんに一言」と問うと、「納税の時期を迎えて国民に強い懸念、不信を引き起こしていることについて自民党として強い危機感を感じ、心からおわびを申し上げる」と謝罪。「税は社会を支える公的なサービスを皆で分かちあうものだ」と理解を求めた。城井が「確定申告ボイコット」がネットに飛び交っているというと、「SNSで投稿が多く見られることは私も承知している」「改めて国民…
4月28日投開票の衆院東京15区(東京都江東区)の補欠選挙を巡り、自民党内で公認候補の擁立を見送り、公明党とともに無所属候補を支援する案が出ている。相次ぐ「政治とカネ」の問題や選挙区特有の事情で、逆風下での厳しい戦いが見込まれ、「自民色」を薄める狙いがある。 【図解】野党候補は乱立の様相 「公明の支援取り付け最優先」 (写真:読売新聞) 自民党東京都連(会長=萩生田光一・前政調会長)は東京15区補選の候補者を公募する方針を16日に確認した。しかし、小渕優子選挙対策委員長ら党本部側は「調整が必要だ」として、異例の「待った」をかけている。 東京15区補選は柿沢未途・前法務副大臣(自民を離党)の議員…
小川晶氏( 公式HPより) 今月4日に行われた前橋市長選挙は、無所属の新人・小川晶元県議(41)が、自民、公明両党の推薦で4選を目指した現職の山本龍氏(64)に勝利した。前橋市における女性首長の誕生は初めてで、“保守王国の地殻変動”と併せて話題をさらったが、内実は複雑だ。 【写真を見る】昭和から続く「中曽根」「福田」の確執 「自民党派閥の裏金問題が山本陣営への逆風になったのは確かです。とはいえ、本当の敗因は別にある」とは政治部デスク。群馬県は戦後に福田赳夫、康夫、中曽根康弘、小渕恵三と4人の総理が輩出した堅固な保守地盤として知られるが、 「衆院の中選挙区時代から続く福田系と中曽根系の抗争が、形…
衆院長崎3区補欠選挙(4月28日投開票)に向け、与野党各党が取り組みを加速させている。「政治とカネ」が最大の争点となる見通しで、候補を擁立する立憲民主党は党幹部を現地に送り込んでいるほか、他の野党と共闘も進めつつある。日本維新の会が独自候補を立て、自民も候補の人選を進めており、勝敗は次衆院選の行方に影響を及ぼしそうだ。 衆院長崎3区補欠選挙(4月28日投開票)に向け、与野党各党が取り組みを加速させている。「政治とカネ」が最大の争点となる見通しで、候補を擁立する立憲民主党は党幹部を現地に送り込んでいるほか、他の野党と共闘も進めつつある。日本維新の会が独自候補を立て、自民も候補の人選を進めており、…