ここ数年来、野生動物が人里や市街地に現れてニュースになることが多くなった。 それがシカやサルなら農作物を食い荒らしたりする程度で済む(これも困る)が、イノシシやクマとなると人的被害の恐れも嵩まるのでチョット大変だ。 これらの動物には本来の生息範囲の中で生活して貰いたいが、それは人間の”手前勝手な言い分”で、彼らを人里へと来るように仕向けた自らの行為(自然破壊や人間領域の拡大)を忘れている。 40数年も前の初夏こと、気の合った山仲間3人で恵那山(2,192m)へと出かけた。 初夏の恵那山(image) 当時はまだ恵那山へのアプローチは不便で、麓の林道を2時間近く歩いて登山口に着くと、そこからよう…