転生輪廻
(一般)
【てんしょうりんね】
「この世で死を迎えた人が、あの世に霊・魂となり還り、またこの世（様々な国）に生まれ変わってくる」というサイクルを、車輪が回るように繰り返すこと。
人間は目に見える肉体がすべてではなく、「心」や「魂」と呼ばれるものがその本質です。肉体が死を迎えても、心（魂）はなくならず、あの世へと還っていきます。ここで「還る」という言葉を使うのは、あの世こそが人間の本来の住処（すみか）だから。この世は、様々な人生経験を通して私たちの心（魂）を磨き、高めるために、一時期滞在する場所にすぎません。転生輪廻の仕組みがあることで、私たちは永遠に進化し、成長していくことができるのです。
あらゆる生き物は、霊界と地上とで生まれ変わりながら、経験値を蓄え、自己の成長と、さらなる貢献を目指している。通常、300年周期くらいで地上に生まれ変わる。人間の魂は、永遠の生命として、この世とあの世を何度も行き来している。この地上を修行場・学習場として経験を重ねることで、魂の成長（悟りの向上）を目指している。地上では、生まれる前の記憶を忘れた状態で、どれだけ霊的な価値観に目覚め、世界にプラスになる生き方ができたかが試され、死後、魂はその生き方に応じた霊界に赴く。
