今年の国立大学の入試問題を解答し、次年度の受験生のヒントにしたいと考えます。 ぶんぶんの論述の解答例にアクセスが集まるのは次の年度の夏ごろから、新しい受験生が学習の素材として使っている模様です。 そのため、語句を並べて部分点を稼ぐような解答例では勉強にならないので、解答例は教科書の限界で書き、解答にいたるプロセスを重視し、解説は後学のためにやや詳しい話をしています。 今回は東京大学です。毎年第1問の大論述は「現代の問題を過去に問いかけ考察する」という形で東京大学の問題意識を世に問う場になっています。 解答例であって正解ではありません。著作権はぶんぶんにあります。 *解答例作成の方針 受験生と同…