少年ジャンプの新人漫画賞。年2回、公募による読切作品を選考する。 1974年下期より手塚賞のギャグ漫画部門として設立された。
赤塚不二夫の名を冠してはいるが、赤塚も名前を貸しているだけに等しい。 主な受賞者に小林よしのり、江口寿史、ゆでたまご、にわのまこと、ガモウひろし、うすた京介などがいる。
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当ブログでは前々回に手塚賞入選作家たちのその後を、前回は手塚賞入選作家の入選作を含む短編集の紹介をしてきた。となると、入選作だけではなく準入選作や佳作の作品、ついでに赤塚賞の方も気になってくるのが人情ではないだろうか。…気になってこなくても気になってくると答えるのが人情だろう そんな事言っても、入選作はジャンプ若しくは関連誌に掲載されるから例えその後作者が単行本を出せずに消えたとしても最悪バックナンバーを探せば読めるが、それ以下の作品は掲載されない方が多いから読めないじゃないかとお思いかもしれない それが、読めるのである という訳で今回紹介するのはこちらの単行本だ めざせ漫画家!手塚・赤塚賞受…
前回当ブログで紹介した「古代さん家の恐竜くん」の作者である新沢基栄と先日亡くなった鳥山明。スケールは違えど何れも連載作品がアニメ化されるなどジャンプ黄金期に存在感を放った作家であるが、実は両者には共通点があるのをご存じだろうか それは、手塚賞、赤塚賞、ホップ☆ステップ賞といった新人漫画賞の受賞歴がないままでデビューしたという事である 黄金期中に編集長を務めた後藤広喜の著書である「『少年ジャンプ』黄金のキセキ」によると、ジャンプが新人漫画賞を募集してからヒット作を飛ばした漫画家で、無冠の漫画家は鳥山明と新沢基栄だけであるという shadowofjump.hatenablog.com ただ、この話…
少年ジャンプ(13) 2024年 3/11 号 [雑誌]集英社Amazon 表紙 巻頭解放区!WEEKLY週ちゃん 読者プレゼント 巻頭カラー『ONE PIECE』1108話 『ウィッチウォッチ』145話 『僕のヒーローアカデミア』415話 『アオのハコ』138話 『SAKAMOTO DAYS』156話 センターカラー『Dear Anemone』2話 『カグラバチ』22話 『逃げ上手の若君』146話 センターカラー『STRANGE LOVERS』丸山暁星 『僕とロボコ』174話 センターカラー『夜桜さんちの大作戦』215話 『超巡!超常先輩』3話 『あかね噺』99話 『アンデッドアンラック』1…
少年ジャンプ(10) 2024年 2/19 号 [雑誌]集英社Amazon 表紙 読者プレゼント 巻頭カラー『ウィッチウォッチ』142話 『SAKAMOTO DAYS』153話 『ONE PIECE』1106話 『僕とロボコ』171話 『呪術廻戦』249話 センターカラー『キルアオ』39話 『鵺の陰陽師』36話 『アオのハコ』135話 『れっつ!ハイキュー!?』レツ センターカラー『ハイキュー!!番外編』 『あかね噺』96話 『アンデッドアンラック』193話 『夜桜さんちの大作戦』212話 『魔々勇々』20話 手塚賞・赤塚賞贈呈式&パーティー現場ルポ センターカラー『カグラバチ』19話 『グリ…
どうも、こんにちは。 週刊少年ジャンプ 2024年10号 僕とロボコ 第171話「タイトル戦とまどか」より
『第100回赤塚賞』トップ評価作品はグッズ化・アニメ化など特別企画を実施
出版状況クロニクル189(2024年1月1日~1月31日) - 出版・読書メモランダム https://odamitsuo.hatenablog.com/entry/2024/02/01/000000 購入するまで作品名が分からない「本音屋」、ハイブリッド書店「honto」などで https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2402/02/news139.html 丸善天文館店 31日で営業終了 28年の歴史に幕|NHK 鹿児島県のニュース https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20240131/5050025918.…
※2018年公開記事の再掲載※ ごきげんいかがですか?春日ハルです。 「身体は大人、心は子供」という某名探偵とは真反対の私ですが、その生活に欠かせないものと言えば『週刊少年ジャンプ』。 ジャンプの黄金期に買い始めてから30年近くずっと買い続けていますが、最近では電子版を購読しています。 『ジャンプ+(プラス)』というのですが、皆さんも使っていますか? https://shonenjumpplus.com/ この記事では、約3年使って分かった『ジャンプ+』の良い所、悪い所について書いていきたいと思います。 『ジャンプ+』とは? 『週刊少年ジャンプ』の発行元である集英社が管理するWEB漫画媒体で、…
12月11日から12日にかけての東京滞在で、手塚賞赤塚賞パーティーやトキワ荘マンガミュージアムへ行ったわけですが、そのほかにもマンガ関連(主にトキワ荘の漫画家関連)のスポットをちょこまかと訪れました。 ■日中友好会館の狛犬 ・「雑誌「漫画少年」を出版していた学童社は、飯田橋の近くの、満州会館というビルの中にあった!!」 と『まんが道』で説明されています。 その満州会館と呼ばれた建物自体は建て替えられて現存しませんが、建物の前に鎮座していた大きな狛犬は今も飯田橋の日中友好会館に残されています。 10年ぶりくらいに会いに行ってきました。 ・狛犬の現物を目の前にすると、『まんが道』でよく見たあの狛犬…
12月11日、手塚賞・赤塚賞受賞記念懇親パーティーに出席させていただきました。 2019年以来4年ぶりの出席です。 ・帝国ホテルに入ったとき目に映る、きらびやかな光景。 今年度の手塚賞・赤塚賞受賞者の皆さまがステージに立つ姿に、特別な晴れがましさと素敵なまぶしさと明日への大いなる希望を感じました。 このたびはまことにおめでとうございます。 こんなに大きなマンガ新人賞を受賞してマンガ家として出発できるなんて、ほんとうに誉れ高くすばらしいことと思います。皆さまの情熱と努力と才能の賜物でしょう。 今後の大活躍、面白いマンガの執筆をおおいに期待しております。 ステージ上では、集英社の社長さま、「週刊少…
赤塚不二夫生誕80年企画 バカ田大学講義録なのだ! (文春e-book) 作者:みうらじゅん,茂木健一郎,養老孟司,泉麻人,久住昌之,会田誠,鴻上尚史,坂田明,三上寛,宇川直宏,喰始,浅葉克己,河口洋一郎,原島博 文藝春秋 Amazon 子どもの頃、マンガを描いていた。マンガ家になろうとも思った。当時、手塚賞と赤塚賞というのがあって、当然目指すのは「赤塚賞」!!!赤塚不二夫は天才だと思ったわー!!!(・∀・) 「『天才バカボン』『おそ松くん』などのギャグ漫画で知られる赤塚不二夫。その生誕80年を記念して、バカボンのパパの母校である「バカ田大学」を、なんと東京大学で開講!美術家、ミュージシャン、…
こんばんは。 にかどくです。 おぎぬまXさんの『爆ぜる怪人 殺人鬼はご当地ヒーロー』を読了してので、 今回はこちらの作品の感想を書いていきます。 (Amazonにリンクが飛ぶようになっていますが、本ブログ管理者の利益にはなりません。) 著者紹介 概要 感想(※ネタバレ含みます) 最後に 著者紹介 本作の著者はおぎぬまXさんです。 1988年、東京都生まれ。元お笑い芸人。 ギャグ漫画家として2019年に『だるまさんがころんだ時空伝』で第91回赤塚賞入選。2021年には『ジャンプSQ.』(集英社)にて『謎尾解美の爆裂推理‼』を連載(同社より単行本も刊行)。また、ジャンプ小説新人賞2019・小説フリ…
今回は前回の記事で少し触れた電子書籍の合本の紹介の兼ねてこちらの作品を紹介したい BOMBER GIRL(94年7号~17号) にわのまこと 左は気にしないように 合本とは何かという事を改めて説明すると、複数の単行本を1つにまとめた電子書籍である。内容に関しては通常の電子書籍と読み比べてみたところ、そのまま詰め込んだだけという感じで違いは見られなかったのだが、特性上総ページ数が多くなってしまうので只でさえ電子書籍ではやり辛い飛ばし読みや、読みたいところを探して読むという行為が更にやり辛くなるという欠点がある。また、合本は単行本が複数出ている作品、作者の作品を例に挙げると「超機動暴発蹴球野郎リベ…
買って後悔するより 買わないで後悔するほうが 何倍もダメージが大きいと気づく 私はプレミアソフトを調べるのが好きです なので、暇があると ずっとプレミアソフトの値段を調べています そして最高に楽しいです そんな時に、 「こんなに値段が上がってるの!!」と驚くことがあります。 数百円や1000円前後で買えたのに、 値段がいつの間にか上がっていて、ビックリする。 こんな衝撃です。 そして、そんな衝撃は、 昔のゲーム機であればあるほど大きいです。 つまり、 このブログの読者層である 30代、40代の方が最も遊んでいたゲーム機です。 ですので、私と同じように 衝撃を受けてもらえると思った訳です。 そし…
『コンタクティ~』【読切漫画:16ページ】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━『コンタクティ~』 【読切/16ページ(+カラー表紙はWEB用に追加)/2013年?頃制作】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『コンタクティ~』について この読切はたしか2013年頃? 投稿持ち込み用に描いたたものです。年数あいまいでスミマセン…。 制作当時の背景を少し書いていきます。 2008年前後に某誌Jの赤塚賞佳作を受賞後、2009年前後に別の某誌R(休刊)でショートギャグ読切のアンケート対決企画モノで既にデビューはしてましたが、アンケート投票数で負けてしまい その雑誌の担当さんから 「うち…