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購買力平価

(社会)
こうばいりょくへいか

各国通貨の換算レートが平価である。
同一の商品・サービスの各国別価格を比較して算定した通貨換算レートのことで、変動相場制下における物価水準の国際比率や各国の国内経済の比較分析などに使われる。


例えば同じタイプのハンバーガーが日本では200円、米国では2ドルで売られているとするならば、為替相場は両国の物価が釣り合う水準である「1ドル=100円」になるはずだと考える。いま仮に購買力平価が「1ドル=100円」であるのに対して、実際のドル・円相場が「1ドル=130円」だったとすると、米ドルは物価水準からみた通貨の相対的な本来価値に比べて、30%割高に評価されていることになる。その分、米国は日本よりも輸出競争力が低下するため、今後は経常収支の悪化が予想されます。結果として、米ドルは購買力平価という適正水準に向かって次第に下落していくだろうと考えられる。長期的に見れば、為替相場は通貨や国の状況に見合った適正な水準に収まっていくという説。

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