山崎豊子『白い巨塔』(新潮文庫,全5巻)医療小説『白い巨塔』は,昭和40年代前半の作品であり,設定は昭和39年からの2年半.私は,田宮二郎をみるべきだったが端役の人だと勘違いしていて有名なテレビドラマをみなかった.***唐沢寿明版(2003)は,1,2本みて中断.キム・ミョンミン版(2007)は,1本みた.岡田准一版(2019),全6本みたが,時間つぶし.**それなら,なぜ2023年に文庫本を読んだか.NHK『ラジオ・アーカイブス』で山﨑豊子のインタビューを聞いてこの人すごい,っと思ったからだ.ラジオでは『沈まぬ太陽』『大地の子』『二つの祖国』が紹介されていたが,岡田准一版テレビ・ドラマをみて…