最近になって結婚しない若者も増え、核家族が当たり前になり、個人が孤立するのが 目立ってきています。孤独な老人も社会問題です。 しかし、いつの間にかこの状態が常態化して、気にする人も少ないのでは ないでしょうか。 では、いつ頃から我々の家族形態が変わってきたのでしょう? 時代の転機は産業革命まで遡ります。 産業革命以前の中世の人々は一族を家族単位としたコミュニティを形成していました。 そこでは、親の仕事を子供が助けたり、子供の面倒を親戚が見てくれたり、 誰かが病気になれば、看病をしたり、盗賊がでれば、家族総出で警戒にあたったり しました。つまり、ひとつの家族のコミュニティの中に警官や医者、学校の…