漫画家、イラストレーター。 1921(大正10)年東京に生まれる。10代より新聞・雑誌などに作品を発表し始める。1955年「行ってしまった子」で第一回文藝春秋漫画賞受賞。既成の“漫画”とは作風の異なる谷内作品の受賞が、後の漫画界に大きな影響を与えることになる。1956年『週刊新潮』創刊時より表紙絵を担当。抒情と郷愁に満ちた作品が多くの読者を魅了した。1981年逝去。
アンニョンハセヨ~Honknowアート担当韓国人デザイナーSILVERです。皆さんは横須賀と言ったら何を一番に思い出しますか?私は旅行に行ったら地元の美術館に必ず行きますが今回は横須賀日帰り旅行で「横須賀美術館」へ行ってきたのでご紹介いたします。 横須賀美術館は神奈川県横須賀市にある美術館で、鎌倉・横須賀地域における美術文化の拠点として親しまれています。今回は初めての横須賀だったのでHPから調べてみると、素敵な風景と建築だったので出発前から期待していました。 美術館までドライブの風景が日本じゃないみたい!空色も完璧にきれいなブルーですした。横須賀美術館は、絵画、彫刻、工芸品など幅広いジャンルの…
朝晩冷えますね。こちらの表紙絵を見ていたら、震災被災地の岩手県大槌町にある「風の電話」を思い出しました。 「北風とぬりえ」(マドラ出版 2001年4月 第1刷) 著者 谷内六郎 本書の構成と内容は… 1.「六郎画集から」 谷内六郎の画集より選ばれた15の絵画。1945年~1974年に描かれた作品。 2.「虫郎物語」 自身の少年時代をオムニバス形式で描いた24作品。 1959~60年に「朗」に連載されたもので、2コマの漫画と対になった短い文章で構成されている。 掲載時はモノクロだった絵に、著者がのちに色を加えた。 3.「北風とぬりえ」 〈第1部〉8作品〈第2部〉11作品〈第3部〉10作品からなる…
(谷内六郎 壁画『芽の出る音』設置50年記念展) ★谷内六郎 壁画『芽の出る音』設置50年記念展 苫小牧市美術博物館、2022年9月17日(土)-11月6日(日) (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 苫小牧市には、子どもたちの明るい未来を願って制作された、画家・谷内六郎(1921年-1981年)の壁画『芽の出る音』があります。縦5m、横14mのモザイクタイルの大きな壁画は、泰然とした樽前山を背景に、木々が奏でる風や、打ち寄せる波が、春の訪れの音色となって聞こえてくるような作品です。作品は私たちの生活の一部として愛され続け、散歩途中の園児たちが、壁画…
(谷内六郎 壁画『芽の出る音』設置50年記念展) ★(当館学芸員)「スライドトーク 壁画『芽の出る音』への招待」 苫小牧市美術博物館、2022年10月29日(土)11:00 (WEBサイト→) www.city.tomakomai.hokkaido.jp 苫小牧市には、子どもたちの明るい未来を願って制作された、画家・谷内六郎(1921年-1981年)の壁画『芽の出る音』があります。縦5m、横14mのモザイクタイルの大きな壁画は、泰然とした樽前山を背景に、木々が奏でる風や、打ち寄せる波が、春の訪れの音色となって聞こえてくるような作品です。作品は私たちの生活の一部として愛され続け、散歩途中の園児た…
「週刊新潮」の表紙絵を見て、ずっと、なぜこの絵を選んでいるのだろう?なんとなく田舎くさくて地味で、ハッキリ言ってダサい、そう思って、新潮の表紙はあまり好きではなかったのです。 ところが、先日、何気にテレビの番組表を見ていて、「谷内六郎」という名前に目が留まりました。 あれ?この人誰だっけ?どんな絵を描く人だっけ? 私が言うと、夫T氏が、見たらすぐにわかるよ、というのでちょっとだけ覗いてみることにしました。 NHKの日曜美術館です。 T氏が言うように、すぐにわかりました。 「週刊新潮」創刊時から25年に渡って表紙絵を描き続けた画家。 谷内六郎さん。 「日本人の忘れかけていた風景」を描くと言われて…
後ろの予定までにはまだ余裕があったので、併設された谷内六郎館にも寄っていく。かつての自分であればスルスルっと展示室を通過してしまうタイプの作家であったのだが、わたしもこういう絵に感動する年齢になったのだなと、以下のような絵をながめながら思った。 ▼タイトルがまた泣かせるんだ また、展示室内の窓に半透明のブラインド(?)がかかっていて、その風景がよかったのでカメラをまわした。かつてそういう意識をもって生きていた時期があり、むかしのスマホにはそうした映像素材がいつか映画になることを夢見ながらねむっている。 ▼こんな感じ ギャラリーショップではヤンキーの集団がおり、美術館という場所とのアンマッチ感に…
[今日の絵 4月前半] 1 Bottichelli : 春 1482 「わが世の春」「青春」「春画」など、「春」は俳句の季語だけでなく、絵画でも普遍的主題、「春」は我々にとって何よりもまず「喜び」の季節だろう、女にとっても男にとっても 2 Albert-Emile Artigue : 春の花々1900 これも「春」が主題、でも昨日のボッティチェリとは違い、女子会だ、ヨーロッパはカップル社会というけれど、やはり女子会は楽しい、アルベール=エミ-ル・アルティーグ1850-1927はアルゼンチン生れのフランス画家 3 Monet : セーヌ川べりの春 1875 どれか特定のものが「春」を表現している…
郊外の文学誌 作者:川本 三郎 新潮社 Amazon 『郊外の文学誌』川本三郎著を読む。 東京で暮らし始めて、驚くのは、文学者の生誕の地や終焉の地だのといった碑に出くわすのが多いことだ。えっ、こんな繁華街に住居を構えていた? 一瞬、そう思うのだが、渋谷だって百年ほど前までは、立派な郊外だった。 代々木生まれ、阿佐ヶ谷育ちの作者は自身の幼い頃の思い出を踏まえながら、東京の郊外の成り立ちを「文学」「文学者」という切り口で紹介していく。 「東京では刻々と風景が変わっていく。だから近過去へのノスタルジーという特別な感情が生まれてくる。京都や奈良のような古都に住んでいる人間は、東京の人間のように消えゆく…
海のすぐ側、絶好のロケーションに建つ個性的な美術館です。 www.yokosuka-moa.jp この美術館は本館と谷内六郎館の二つの建物で構成されています。本館の方は海岸線と平行に建ち、地下に半分埋まっていて、谷内六郎館はそこから海に向かって突き出すような形をしています。 こちらは本館を見下ろしたところ。ガラスの箱の中に繭玉を収めたような二重皮膜構造になっています。 この繭玉にはところどころ丸い穴が空いていて、その穴の一つが本館への入り口になっています。これはエントランスから後ろを振り返ったところで、海が見えるのがとてもドラマチックです。 入り口以外にも壁面や天井にはランダムに穴が開いていて…
1955年12月、文藝春秋新社から刊行された谷内六郎(1921~1981)の画集。「46 行つてしまつた子 1950」は第1回文藝春秋漫画大賞受賞作品。 目次 1 でんき飴 1950 2 お湯や 1955 3 とこや 1955 4 北風 1951 5 湯氣 1950 6 砂町のタンポポ 1953 7 變電所の池 1950 8 毛蟲の鐵道 1952 9 ポンポンじよう氣 1951 10 ラムネびんの音 1950 11 九段坂 1950 12 電車カバンを買つた夜 1951 13 夕燒 1950 14 晚 1952 15 娼婦の死んだ日 1952 16 雪の空 1949 17 病める孤兒 1950…
本の買取強化中です。JR小倉駅北口「小倉の古本屋」古書城田 JR小倉駅北口(新幹線口)の古本屋、古書城田です。北九州市内をはじめ福岡県内&近県、本の出張買取、本の遺品整理を行なっています。大量歓迎です。査定無料、出張費無料です。どうぞご相談くださいませ。 (買取専門)093-551-3009 メール:shirota@mx71.tiki.ne.jp 古物商許可証 [第32483号/福岡県公安委員会] 全国古書籍商連盟北九州古書組合所属 店舗はJR小倉駅北口、徒歩1分の場所にございます。ファミリーマート小倉駅北口店さんのすぐ裏手となります。ご来倉の折は、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。 〒8…
9月6日(水曜)アクアマーレ(横須賀美術館)ランチ目的で横須賀美術館内のアクアマーレに行った。写真はアクアマーレからの景観とランチ。なにものってないピザは6種類のチーズが使われていてトマトなどのってるピザに負けない美味しさだった。写真以外のアイスクリームも美味かった。美術館展示 谷内六郎の絵には物語が感じられて魅かれた。 筋トレ自宅ヨガマットの上で21㎏のバーベルを使いランジ、サイドスクワット、ワイドスクワット、スクワット、かかと上げ、アームカール、フロントショルダー、バックショルダー、アップライト、デッドロー、デッドリフト。公園で懸垂、自宅ヨガマットの上ですり上げ、ナロープッシュアップ、プッ…
横須賀美術館は横須賀市の記念事業で建設されたものであり、展示はなかなかのボリュームです。旅の最後は温浴施設SPASSOで疲れをいやすことにしました。SPASSOは2022年秋に閉館しリニューアルの予定です。 (馬堀海岸駅から乗った普通列車)
お題「好きな画家は?行ってよかった・おすすめの美術館のエピソード」好きな画家は多いのですが、その中でもすぐに思い浮かぶ人たちは、いわさきちひろ 秋野不矩 グランマ・モーゼス 堀文子 クロード・モネ 谷内六郎 E・H・シェパード ターシャ・テューダー こうして名前を連ねてみると、好きな理由は色々だなと思います。絵に惹かれるのは、クロード・モネとクマのプーさんでお馴染みのE・H・シェパード。描かれている情景に惹かれるのが、谷内六郎。先に著書を読んで好きになったのが、堀文子。生き方も含めて惹かれるのが、秋野不矩、ターシャ・テューダー、グランマ・モーゼス。そして、いわさきちひろ。ちひろさんは、以前の記…
先日、ちひろ美術館・東京で「谷内こうた展 風のゆくえ」を観てきました。 谷内こうたさんは、現在通っている絵本制作の教室の先生に「なつのあさ」という絵本を紹介されてから、ずっと気になっていた絵本作家。今回作品をまとめて見ることができてラッキーでした! そんな「谷内こうた展」と「ちひろ美術館・東京」の感想を書きたいと思います。 「谷内こうた展」は、2023年10月1日まで。 「ちひろ美術館・東京」について 「谷内こうた展 風のゆくえ」の感想 谷内こうたについて ボローニャ国際児童図書展のグラフィック賞受賞作 すごい編集者!至光社の武市八十雄さん 谷内こうたさんの素敵だと思った絵本 『のらいぬ』 『…
横須賀美術館で開催中の荒井良二さんの展覧会へ。 arairyoji-nb.exhibit.jp 昨夏は信越五岳に向けてのロング練習だ〜と自宅から横須賀美術館まで走って行こうとしたけれど暑すぎて辿り着けず、馬堀海岸からバスに乗ったっけ。 kobitoku.hatenablog.com 今年も走ってゆきたいところだが昨年よりさらに暑いので無理!と大人の判断し、電車とバスを乗り継いで向かいました。 エントランスに描かれた作品のみならず、全てが撮影可能の展覧会。嬉しいですね。 荒井良二さんは1986年に初めてチョイスに入賞。ちょうどわたしが美大生の頃でそのイラストレーションに衝撃を受けた記憶があります…
🖼new born 荒井良二 いつも しらないところへ たびするきぶんだった に行ってきました!@横須賀美術館 new born 荒井良二 | 展覧会 | 横須賀美術館 素晴らしい景観🏩 よこすか満喫きっぷを片手に横須賀美術館に遊びに行ってきました! 美術館の後はわくわくの横須賀ランチとおやつが待っていると思うと心が躍ります。 さて荒井良二展です。 原画の美しさに感動、 ビエンナーレやインスタレーションのスケールのでかさに元気をもらい、 荒井さんの独特の思想に心洗われたり そう、それこそ絵本を読んでいるワクワクに似ているかもしれません! 素敵なジャーニー🛩をご紹介します! 🛩たびの目次🛩 🌳入…
山と海に挟まれた最高のロケーションにぽっかりと佇む白亜館、観音崎美術館。公営の分際でゴージャスバブリーが過ぎる。一体どんだけ税金使ってんだ……(ギリィ)特段ノー興味だったこの施設、サイクリングのついでで無意味に入ってみた。即ちチャリで来た。急に行ったので何を展示しているとか全く知らぬままに。 平日の昼間だというにレストランが爆混み。シェフ自慢のランチB3800円也。テラス席はでかい犬連れてドゥオホホホおいしいザマスというおマダム様。客までゴージャスバブリーかよ……(ギリィ)とんびにシェフのランチを掻っ攫われて「あらあらワタクシの薔薇をイメージした豚バラ肉のコンタディーノが食べられてしまったザマ…
「大谷資料館」最深部での記念撮影 <4日目 6月3日(土)小雨のち晴れ>宇都宮市 大谷町周遊 宿泊した「東急ハーヴェストクラブ那須」の館内 ホテル玄関 ホテル内でオークション販売されていた作品ヒロ ヤマガタ アンディー・ウォーホル 谷内六郎 山下 清 そして朝食 パンが余ったので紙に包み 袋に格納する瞬間です那須では野菜が美味しかった 那須町は標高200~1,000mにかけての広い地域で栽培される農産物の種類の多さと 標高差があることにより収穫期間が長いことが特徴 また生乳生産量本州第一位ということで 牛乳・チーズ・ヨーグルトなど乳製品が自慢なようです我々のお土産も「チーズガーデン那須本店」の…
天気が良いので横須賀に行こう、とかみさんが言い出したのが昨夜。 横須賀は僕も大昔の新入社員時代に同僚の車に乗って行ったっきりなので行きたい。 京急のサイトを見るとみさきまぐろきっぷもあるが、今回の目的地は横須賀なのでこちら。 www.keikyu.co.jp 食べ物について、チラッと見た時はハンバーガーとカレーしかないのかと思ったが、ちゃんと見ると他にも選択肢が沢山あった。というわけで、品川までJRで行って、京急乗り替え口に行くと専用の券売機がある。 3枚の切符が出るので、A券を自動改札に入れて、ICカードをタッチという注意書き。 出てきた切符がこちら。 京急の車内で撮影してるのでA券には穴が…