諏訪之瀬島は南西諸島のトカラ列島にあり、鹿児島県鹿児島郡十島村に属する島。
面積は27.66km²、周囲は27.15km、人口は79人*1。離島振興対策実施地域に指定。
十島村で二番目に大きい島。御岳(799m)は今も活発に噴煙をあげており、火口周辺の半径2kmは立ち入りが規制されている。御岳は過去に幾度となく大噴火を繰り返しており、1813の大噴火でほとんどの人家は消滅し、全島民が避難したため、約70年間は無人島となった。明治期に入り、奄美大島出身の藤井富伝らが入植し開拓された。しかし、そんな厳しい自然状況でも北西部の溶岩台地にはマルバサツキが群生し、春になれば一面ピンクの花を咲かせている。
*1:2016年10月31日現在