ST。音声、言語、聴覚などの機能の維持向上を図る。
音声、言語、聴覚などの機能に障害がある人(言語聴覚障害者)に対して、その機能の維持向上を図るため言語練習やその他の練習、それに必要な検査及び助言・指導・援助を行う。所定の教育課程を修めた後、国家試験に合格することが必要。
財団法人 医療研修推進財団 http://www.pmet.or.jp/ 理学療法士・作業療法士のサイト-療法士.com http://ryouhousi.com/
中間テスト4 今回も正誤判定問題。 『音波は横波である』という記述は◯か✕か。 ヒント: 投稿23、投稿24を読んで復習しよう。 この問題は頻出なので間違えないように。 cafetalk.com
中間テスト3 今回も正誤判定問題。 『空気の粒子は1秒間に340mも進行する』 この記述は◯か✕か。 ヒント: 1秒間に340m進むということは、秒速340mと同じである。 この文章は、空気の粒子について問われている。 音が秒速340mかを問われているのではない点に注意しよう。 cafetalk.com
中間テスト2 今回も正誤判定問題。 音の伝わり方についての記述。 『空気の粒子が振動して』 『連鎖的に移動することで音が空気中を伝わる』 この2つがポイントだ。 ヒント: 空気の粒子の振動が連鎖的に移動するというのは、 ドミノ倒しをイメージすると良いだろう。 1つのドミノは倒れて隣のドミノを倒す。 隣のドミノが倒れるとさらに隣のドミノが倒れる。 上から見るとドミノが一定方向に進んでいるように見える。 cafetalk.com
音響学 中間テスト1 今回から音響学の中間テスト対策の投稿を始める。 すべて正誤を判定する問題。 つまり、◯か✕かを答えれば良い。 まずは、音波の範囲の問題から。 『音波は疎密波』 『密は気圧が高くて、疎は気圧が低い』 この2つの部分の記述が正しいかどうかを考えよう。 ヒント: 密:満員電車で身動きができない状態。 疎:電車ががら空きで乗客が少ない状態。 このようにイメージしたとき、 圧力が高くなるのはどちらだろうか? cafetalk.com
音響学の相談室 音響学に苦戦するのは、言語聴覚士を目指している方がほとんどだろう。 言語聴覚士の国家資格の範囲の一部に音響学が含まれるが、 それよりも大学や専門学校で単位を取得するのが厳しい。 勉強が大変だけど必修科目だから避けては通れない。 それが音響学なのである。 数学・算数が苦手な方や文系出身の方は、 おそらくデシベル計算で躓くだろう。 教授や講師は高校数学や物理の知識を前提に説明するし、 プリントもテキストも記述がわかりにくい。 理系講師ですらこうなのだから、 文系の方にはさっぱりわからないだろう。 なぜ理系講師の私が音響学を教えているのか。 それは生徒に依頼されたからである。 最初に…
AACとは 聞く、話す、読む、書く、身振り、手振りなどのコミュニケーションに障害をもつ人が、その人の残存能力に応じて意思を伝える方法をAAC(Augmentative and Alternative Communication:拡大代替コミュニケーション)と呼ぶ。 AACの目的 言語・非言語の手段を問わず、個人が残存能力をすべて活用しコミュニケーションを成立させること。 AACの種類 非エイド(道具を使わない)コミュニケーション技法 空書 ジェスチャー(身振り、手振り) 目や唇の動きを読み取る 口文字盤 YES/NOサイン ローテク(簡単な道具を使った)コミュニケーション技法 筆談(筆記具を工…
祖母がトイレで倒れた。 救急車で、急性期病院に運ばれた。 医師が、今夜が山です、と言う。 このまま、何もせず、様子を見ますか? 可能性に懸けて、延命治療をしますか? 成功率は、かなり低いです。 そう尋ねてきた。 父は「そのままで」と言った。 私が「お願いします。祖母を助けてください」と言った。 後になり、それは、私の間違いだったと後悔することになった。 祖母は、奇跡的に助かった。 1週間ほどで、ICUから、リハビリ病棟に移された。 それから、2週間後には、驚くような回復をした。 普通に話せるようになった。 麻痺しているはずの、手や腕が動くようになっていた。 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士に…
名前と文字の整理 波の分野の単語と意味と単位のプリントを作った。 このプリントは見てすぐに解けないといけない。 これを覚えないと、公式を覚えてもあまり意味がない。 白紙の状態から全部埋めることができるようになろう。 一段目だけ解答を書いておこう。 意味:『波1つをつくるのにかかる時間』は、 名前:周期 文字:T 単位(記号):s 単位(読み):秒 ということになる。 公式を使うときには単位を合わせる必要がある。 もし周期がms(ミリ秒)で与えられていたら、 単位をs(秒)に換算して計算をすること。 cafetalk.com
今回は、「失語症の回復は長く続く」についてお送りします。 ことリハのオンラインリハビリを受けていらっしゃる方々も、発症から数年経過されていても回復が続いています。 失語症の回復について、知っていただけますと幸いです。 <失語症の回復は長期間続きます!> 失語症は、短期間で改善する方が少ない一方で、適切なリハビリを続けると長期的に回復がみられるのが特徴です。 失語症の検査の結果が横ばいになってきている方でも、コミュニケーションの応用力をつけることで、日常生活でのコミュニケーションのスムーズさがアップする方もたくさんいらっしゃいます。 <諦めずにリハビリを> 失語症の方の中には、発症から数年経って…
臨床を支えることば その2 われわれは対象が持っている問題と対象に関する専門家側の知識、経験をゴッチャにしてしまうことがあります。例えば、車のエンジンが動かない。修理工が「修理不能です」といった場合、本当に修理不能の故障なのか、修理工にそのための知識と経験がないだけなのかをゴッチャにしている。修理不能はウソではないだろうが、大きな違いがある。腕のいい修理工なら直したかもしれない。「この子はことばが出ないでしょう」という場合も同じです。療育者の知識不足と経験不足からのことかもしれない。療育にたずさわるセラピストは、自分の知識と経験の範囲を客観的に正確に自覚することが必要です。とくに、自動車ではな…
学生さんや若い療法士の方々から、 「肩関節周囲炎患者のリハビリは難しい」という声をよく耳にします。 臨床において肩関節疾患は痛みが慢性化している方や 急激な痛みに耐えかねて動かせないという方が多い印象を受けます。 その要因の1つとして、 肩関節複合体の運動が複雑で自由度が高く、 操作技術が難しいことが挙げられます。 また、治療対象となる責任組織や 病態を推察する手順が確立していないことも、 大きな要因ではないでしょうか? 今日は肩関節のリハビリで覚えておきたいことについて書いてみたいと思います。 肩関節のリハビリは全身を評価することから始めよう 肩関節のリハビリを担当するうえで、どうしても肩甲…
『伝統/アコースティック音楽プロジェクト:声に必要なものと声の健康に関する研究』 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov 伝統(アコースティック)音楽の歌手に対し、テネシー大学のこのプロジェクトは、声の健康維持のために必要な情報や支援を提供することを目的としており、そのための調査が行われた。 また、このプロジェクトは、歌手に対してのみではなく、医師,言語聴覚士,歌唱指導者に対しても、歌手への適切なサービスを行えるようにするための情報を提供することも目的としている。 クラシックやポピュラー音楽の歌手と比べ、伝統(アコースティック)音楽の歌手は、声の健康管理の専門家との接点が少ないと考えら…
最近のインターネットはとても高度になってきていて 様々なことができるようになってきていますね。 例えば海外の論文もGoogleで翻訳機能に全文をコピペするだけで、 だいたい言いたいことが理解できたりします。 実際その内容をSNSに投稿されている先生方もちらほら見られますからね。 だから、海外の文献を引用されていても、なんとなくわかるような時代になったことが 嬉しいと感じる反面、 昔、英和辞典を泣きながら引いていた時代はなんだったのかと凹む自分もいます。 これを読んでくださっているあなたはおそらく勉強熱心で 様々な研究や論文を読み漁って、 日々の臨床に役立てようと頑張っている方だと思います。 と…
どうもこんにちは 見に来てくださってありがとう 娘は、私が知っているどの赤ちゃんよりも歩き始めるのが遅かった。歩き始めどころか、寝返りもつかまり立ちも、赤ちゃんの親が気にする体の発達のほとんどが目安の月齢よりも遅かったので、正直なところ当時の私は毎日気が気ではなかった。 ねえハイハイしないの? 赤ちゃん特有のかわいい動作と言えばハイハイである。ハイハイは全身の運動で、特に足腰が鍛えられるらしい。初めての育児で右も左もわからない私は、発達の目安についてはWebで情報を得ていたのだが、そこでも、「早いうちから無理に歩かせるのではなく、なるべくたくさんハイハイをさせてください」といった内容の記事をよ…
言語聴覚士は名前の通り言葉のリハビリはもちろん行いますが、食べたり飲んだりする飲み込みの働きにも関わる職業です。脳梗塞や脳出血によって飲み込みの機能が低下してしまう症状のことを「嚥下機能障害」と言います。嚥下障害のある患者さんにこれまでと同じ食品の形態で食事をしてしまうと噛みにくさや飲み込みにくさが生じたり、誤嚥に繋がってしまうため食品の形態も考えなくてはなりません。 今回はそんな嚥下食についてお話しようと思います。 嚥下食は嚥下障害の程度にもよりますがたくさんの形態があります。きざまれた状態のおかずからゼリー状・ムース状のおかずまで様々です。そこで問題になってくるのが見た目です。ゼリーやムー…
股関節疾患のリハビリは新人職員がよく担当する疾患だと思います。 しかし、術後のデュシャンヌ兆候や股関節の鼡径部など 問題を呈する症例はとても多いと思います。 このような症状に対してあなたはどのように治療を進めますか? 今日は変形性股関節症の症状の問題や治療の進め方について考えてみたいと思います。 股関節疾患の評価とクリニカルリーズニング|人工股関節全置換術後症例の臨床 – エポックセミナー 股関節疾患でおこる跛行は本当に筋力が原因なのか? 理学療法士なら新人の時に必ず担当することがある股関節疾患ですが、 股関節疾患の治療として有名なTHAやBHA、 γ-nailなどの術後の患者様を担当した際、…
こんにちは、どれみです。 名張育成会が運営する児童発達支援センターは、支援を必要とする0歳から18歳までの地域に住む子ども達が通う施設です。 相談支援専門員、保育士、臨床心理士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のスタッフが在籍しており、各種の専門的な様々な視点から子ども達を支援しています。 少しずつ暖かくなり春らしさが感じられる頃となりましたが 皆さま いかがお過ごしでしょうか。 とはいえ・・・先月に引き続き、まだまだ 口を開けば「寒い」「寒い」という言葉しか出ていきません・・・ 3月は別れの季節といわれています。慣れ親しんだ環境に 別れを告げることは、新しい出会いが楽しみな一方、不安で心が…
著作者:rawpixel.com/出典:Freepik ネットで食品を購入する際に支払うタイミングを調整をしたり、利用金額を把握しやすい後払いができる通販サイトを探していませんか?今回、食品通販サイトの紹介から後払いができるサイトまでご紹介します。 ※本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています 後払い決済で購入できるおすすめの食品通販 博多 浜や Kuradashi(クラダシ) ウルトララーメン大集合 小僧寿しEC店 九州お取り寄せ本舗 メディミール おぼろづき 宅配弁当Meals ご利用方法 安心米のアルファー食品 ベネッセのおうちごはん 筋肉食堂 Kit Oisix ベルメゾンネッ…
このところ、日本の政治とはハリボテのような人たちによって牛耳られていたことが少しずつ見えてきました。 その混乱の中で鳴りをひそめているかのようなマイナンバーカードの行方ですが、あまりの杜撰なシステムに当然見直されることになるだろうと思っていると、時々実弾のようなものが飛んできますね。 *まだ根本から問題を見直さず押し通そうとするのか* 2024年3月19日付でこんなニュースがありました。 マイナカードと運転免許証の一体化「2024年度中、なるべく早期に開始」ー河野大臣が表明 デジタル大臣を務める河野太郎氏は3月19日、マイナンバーカードと運転免許証の一体化を2024年度中に開始するとX(旧Tw…
回復期でのリハビリは比較的状態が安定していると思われているセラピストも少なくありません。 私は回復期・維持期→急性期→訪問と経験してきましたので思うことがあります。 それは「回復期はリスク管理が難しい」ということです。 急性期のほうが状態は不安定だから、リスク管理は難しいでしょ と思われる方もおられると思います。 確かにその通りです。 状態も不安定ですし、何より様々な機器が装着されており、 それらに注意しながらリハビリを行わなければいけないという難しさもあります。 でも、回復期もリスク管理は難しいのです。 今日はその理由について説明したいと思います。 回復期リハにおける循環器疾患のリスク管理と…
無意識で迷惑な人たちから自分を守るポイント 障害児支援には様々な子どもがいます。それ以上に、いろんなタイプの大人(支援者)たちがいます。全員が素敵な人ばかりだったら良いのだけれど、そういうわけにもいきません。 わたしは言語聴覚士(ST)として長年、障害児支援の分野で働いてきました。いろんな施設での仕事を経験してきました。一緒に勤務した人の中には「周囲を嫌な気持ちにさせる」タイプの人もいました。 そういうタイプに共通するのが「自分は悪くない。自分は嫌な思いをさせられている」とアピールする、ということです。 今回は、自分の職場に「ため息」「愚痴」「意味のない心配」で仲間の士気を下げる人がいたら、ど…
患者様の日常生活をいかに安全に行えるようにするのかを考える これが作業療法の根底にあります。 我々セラピストは、病院で勤務している中では理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と職種は分かれていますが、それぞれが患者様の日常生活を想定して リハビリを進めていかなければいけません。 特に訪問リハビリ現場では、その垣根は取り除く必要があります。 理学療法士が作業療法を。 作業療法士が理学療法を。 理学療法士も作業療法士も口腔機能のチェックをする必要もあるのです。 あなたはこのような思考過程で患者様のリハビリに取り組めていますか? 今日は作業療法をどのように考えるべきかを考えてみたいと思います。 若手OT…