相手を罵倒して責め立てる行為。元々は男女間のSM用語。サドがマゾに対し卑猥な言葉や侮辱する言葉を浴びせることによって、相手を興奮状態に追い込む精神的プレイのこと。
責める(攻める)側はただ闇雲に暴言を浴びせるのではなく、相手の反応を伺いながら、的確な言葉を的確なトーンで発言することが効果的といわれる。そこには相手を罵倒しながらも思いやる心が必要である。ちなみに多くの歯医者はドSであり、言葉責めと特殊な専門的器具を使いこなし、患者をいたぶるのを生業にしているとされる。
ただ罵倒されるだけでなく「言わされるのが好き」なマゾタイプもいるため、責める(攻める)側は自らが発言するのみならず、相手の発言を促すテクニックも必要とされる。
「痛い」「恥ずかしい」等、自分の置かれている状況を説明するタイプ・もしくは相手の状況や相手から見た自分の姿を聞いて興奮するタイプ。
「素直になれよ。そしたら優しくしてやるから」など、少女漫画ばりの甘い言葉に酔いしれ、判断力を失うタイプ。
近年、芸能人がSMトークで番組を盛り上げるシーンが増えたことから、性的な本来の意味をこえて「放置プレイ」等とともに一般化。女王様キャラクターでかつてブレイクした西岡すみこや、 野性爆弾の川島電子レンジに言葉攻めをするネタ、ダウンタウンのドSっぷりなど多様な言葉責めが見られる。