2007年(平成19年)頃から、排外主義的な複数のウヨク活動家が「語る保守から行動する保守運動」へと唄い、活動のスローガンとして「行動する保守」を掲げ始める。
「維新政党・新風」「主権回復を目指す会」「在日特権を許さない市民の会(在特会)」「真・保守市民の会」「日本を護る市民の会」(日護会)「外国人参政権に反対する市民の会」「NPO外国人犯罪追放運動」「そよ風」など。
多くの右翼団体とその構成員が自らを右翼と名乗ることが少ないように、これらの団体も「保守」や「市民」を名乗って活動している場合が多い。
2009年4月13日、維新政党・新風は「卑小なる民族差別主義者とは一線を画す」と声明を出した*1。これにより瀬戸弘幸らの「行動する保守」一派は新風から表面上、切り捨てられるかたちとなった。(まぁ実態は、維新政党・新風・東京都本部世田谷支部長の金友隆幸があいかわらず差別的な発言を繰り返していたり、在特会・副会長の八木康洋が、維新政党・新風・茨城本部青年部長だったりするわけだが*2)
2009年6月、瀬戸弘幸、新風副代表を辞任する。
2010年1月、既存の保守勢力の中からも、「下品」「保守の面汚し」「保守にあるまじき言動」といった批判を再三浴びたこと*3や、「保守という概念では説明できない部分もある」*4(同年3月)との理由から、今後は、「行動する保守」運動から、「行動する社会運動」「行動する運動」へと標語を変更すると表明している。