薔薇族は、日本で最初の商業ベースの男性同性愛専門雑誌(ゲイ雑誌)である。
編集長の伊藤文學は異性愛者であり、かつては同性愛とは下半身の世界しかつながりがない「既婚者のための雑誌」というスタンスで、「母親が甘やかして育てるから、同性愛者になる」*1という持論を展開し、同性婚も否定して女性との結婚を勧めるなどしていたため、ゲイの間での評価は必ずしも高いわけではない。ライバル誌「The Gay」の編集長東郷健は「同性愛者を食いものにしている」と批判していた時期がある*2。同性婚を否定したコラムについては、後にBadiと誌面で論争にもなっている。ゲイ自身の手により、日本初の商業ゲイ雑誌の発刊がなされなかったことを悔やむ声も多い*3。
参考書籍
参考サイト
薔薇族.jp http://xn--9fvy91edb.jp/
薔薇族ギャラリーBlog http://navigaytor.blogspot.com/