1、作品の概要 『ひとりでカラカサさしてゆく』は、江國香織の長編小説。 『小説新潮』2020年4月号~2021年7月号に連載された。 単行本で232ページ。 “Friendship”(C)Marie Gudme Leth, Designmuseum Denmarkの装画。 自死した3人の老人と、その遺族やかかわった人たちの視点で綴られた。 2、あらすじ 大晦日の夜に、3人の老人がホテルで猟銃自殺をするという衝撃的な事件が起こる。 警察に呼び出された遺族や知人たち。 嘆き悲しむもの、首をかしげるもの、故人との記憶に思いを馳せるもの・・・。 彼らはなぜ自死を選んだのか? ひとりでカラカサさしてゆく…