オタク用語の一つ。
ある作品やキャラクターの中において、「萌え」を喚起するファクターが(絵柄や設定などのトータルな視点から)どの程度の加減で含まれているかを語る際に用いられる言い回し。あくまで「全体の感じ」を表現している。この意味を強めた言い回しに「萌え成分」がある。
例として「○○(作品名)は萌え要素たっぷり」「強い萌え要素が含まれている」「全く萌え要素の無い作品だ」などのように、強弱や多寡で言い表されることが多い。
日本語としては「恋愛要素」や「泣き要素」、「エロ要素」などと同じ用い方がされる。
もちろん人によって使い方やニュアンスは異なるので、「全体の感じ」ではなく「細部の各要素」を指して用いられることもある。
造語であるため、一般語としての「萌え要素」とは明確に用い方が異なる。また、日常会話レベルの文脈においては「萌え属性」で代換できる用語である。