女優。1933年生まれ。神奈川県横浜市出身。 1950年、松竹歌劇団入団。在籍中の1953年に松竹から映画デビュー。
洋風の窓から顔を覗かせて、テーマ曲を口ずさむオープニングで有名な 日本テレビ系のミュージカル・バラエティ番組「光子の窓」で人気が上昇し、 「社長」シリーズなどで本領を発揮するようになる。
以後は、映画やテレビドラマや舞台など多方面で活躍中。
1人芝居「私はシャーリー・ヴァレンタイン」などで芸術祭賞を3度受賞。
“香港三部作”の第三作。前二作がビター・スウィートなメロドラマだったのに対して、本作ではハワイや香港にロケをした、コメディ・タッチの華やかなドラマになった。場面ごとに衣装を変える尤敏のファッションや草笛光子のフラダンスがグッド。脚本は松山善三。 監督:千葉泰樹 出演:宝田明/尤敏/加山雄三/星由里子/草笛光子/王引/林冲/上原謙/藤木悠/三木のり平/藤間紫/飯田蝶子 ハワイにやってきた宝田。ちょうど留学中の弟・加山がいた。ガールフレンドとして紹介されたのはミスコン女王にも選ばれた美女・尤敏。そして宝田の初恋の人、草笛光子も。 尤敏はミスコンの副賞で東京と香港旅行に行くことに。そして香港にいくの…
幾度となく映画化されておなじみの水戸黄門の諸国行脚を森繁久彌はじめ喜劇人総出演で描く。撮影中、千葉は心臓発作を起こし、健康不安を抱えることになったため、本作が最後の映画作品となった。以後の千葉は東宝製作のテレビに活動の軸足を置くことになる。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:森繁久彌/宝田明/高島忠夫/池内淳子/三木のり平/萩本欽一/坂上二郎/中村勘九郎/草笛光子/平田昭彦 ↑ 画像もラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用。 さて、大映だと助さん→市川雷蔵、格さん→勝新太郎という眼福トリオでありましたが、こちらは助さんが宝田明、格さんは高島忠夫である。 森繁黄門さま…
“香港三部作”の第二作。前作とストーリー上につながりはなく、独立したメロドラマ。商社マンの日本人男性と中国人医学生のすれ違いのラブロマンスを、香港・日本・シンガポール・マレーシアをまたいで描く。脚本家は前作の井手俊郎から笠原良三に交代。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:宝田明/尤敏/団令子/草笛光子/王引/林冲/小泉博/藤木悠/田崎潤/加東大介/山村聰/久慈あさみ ↑ 写真は半券から。 敏腕リーマン宝田は、香港で日本で医学を学ぶ尤敏と出会う。尤敏の下宿先の団令子も、宝田をちょっと気になったり。北海道旅行でも運命の再会をし、宝田と尤敏にはなにやら運命のようなものが…
「まるで別の世界。 毎日お洗濯やお掃除や、 市場通いばっかり」 『めし』 上原謙,原節子,島崎雪子,杉村春子,小林桂樹 1951/成瀬巳喜男 戦後復興 真っただ中の 昭和26年、大阪。 倦怠期を迎えた とある夫婦の物語。 \1度はスクリーンで観ておきたい/★本日13:15~成瀬巳喜男監督『めし』昭和の日本映画界の至宝・原節子×加山雄三の父で戦前からのスター俳優・上原謙主演。倦怠期を迎えた夫婦のすれ違いを描いたホームドラマ。「妻」として生きる女性たちの生きずらさも描かれ、女性映画としても楽しめる1本。 https://t.co/xOonoZphny pic.twitter.com/VNn9w9U…
井手俊郎のオリジナルの映画化。銀座を舞台にして、隣り合う二つの店の家族とその周辺という、狭い人間関係が複雑にもつれ合い、色恋沙汰を繰り広げる物語をオールスタア・キャストでさわやかに描く。人物の交通整理に迷いがない千葉演出の凄さを堪能せよ。 (ラピュタ阿佐ヶ谷ホームページより引用) 監督:千葉泰樹 出演:団令子/原知佐子/宝田明/水原弘/草笛光子/三橋達也/加山雄三/小泉博/北あけみ/浜美枝 銀座ってこんなに狭いっけ? というくらいに近い話だ。しかし、この作品を観て、心底「いいなあ」と思った。人々が明るく、けなげなもんだから。 仲良し三人の女の子たちは酒を飲みながら話している。どうやら一人は不倫…
東宝が香港の製作会社キャセイと組んで合作した“香港三部作”の第一作。二枚目・宝田明の相手役に、“香港の真珠”と呼ばれた尤敏(ユーミン)を配して、英語・日本語・中国語が入り混じる、国境を越えた甘口のロマンスが展開する。恋仇になる司葉子の美しさも絶品。 監督:千葉泰樹 出演:宝田明/尤敏/司葉子/草笛光子/木暮実千代/浜美枝/馬力/王引/小泉博/藤木悠 ラピュタ阿佐ヶ谷をでたときに、同じ回で観ていた人に、「よかったですね〜」と言われ、「ね〜」としみじみ返事をした。 新聞記者宝田が立ち寄った香港での恋。東京ではいい感じのガールフレンド司葉子がいるのだが、その恋の思い出を宝田は忘れることができない(さ…
成瀬巳喜男監督『放浪記』東宝1962年『放浪記』は森光子を思い出しますが,見たこともなかったし林芙美子のことも知りませんでした.高峰秀子生誕100周年というひかえめな風潮がなければ,高峰秀子じたいに興味をもつことがなかったかもしれません.***これは面白い映画でした. 『放浪記』カフェーで働くふみ子(高峰秀子)が親分にたてつく 林芙美子が体験しただろう日本社会の底辺にいる人々のくらしと,東京が牽引した大正時代の風俗が記録されています. ***ふみ子幼少期の家族3人の行商は短時間なのですが,辺境の地を移り歩き旅をする行商人の極貧の生活を美しくも物語っています.昭和・戦後の海浜や住宅の風景は戦前の…
「グレーテルのかまど」を見ていましたら、めちゃチャーミングなおばあちゃんが登場。 なんと、イラストレーターの田村セツコさんでした! うそぉぉ。こんなに素敵な85歳って存在するの? しかも、おひとり様。 まさに、おひとり様の鑑です。 さっそく、こちらを購入。 そして、こんな素敵な一文を見つけました。 なんと、約半世紀、健康診断を受けてないとか。 しかも、健康の秘訣は「病院に近づかないこと」。 めちゃ、沁みます。 90歳の草笛光子さんも、素敵すぎるんだよなぁ。 「魔女の宅急便」の角野栄子さんも今年88歳で、おしゃれで若々しい。 www.nhk.jp こういう先輩がたを見ていると、歳をとるのも怖くな…
1- ドラマ「その女、ジルバ」(2020、全10話)の1-4話まで見る。原作は有間しのぶの同名の漫画(ビッグコミックス(小学館)刊)。第58回ギャラクシー賞 テレビ部門入賞(2020年度)。 タイトルに惹かれる(笑)。ジルバは、戦後流行った社交ダンスの一種だが映画「その男、ゾルバ」を連想してしまうが全く関係なし。こういうコメディタッチのドラマは好み。 第1話:「女はシジューから!!」の導入部から引き込まれる。 百貨店の売り場勤務から、左遷の職場と言われる物流倉庫での段ボール詰めの仕事に回されて落ち込む主人公の笛吹新(うすい あらた)(池脇千鶴)はきょう40歳の誕生日を迎えるが独身。結婚直前で恋…
久しぶりに嫁の目を盗んで(笑)横溝正史シリーズⅡのレビューをやってみようかと思います。今回は『仮面舞踏会』です。 放映1978年6月3日から6月24日までの全4回 出演(古谷一行以外)草笛光子木村功柳生博三ッ木清隆乙羽信子他 監督長野卓 音楽真鍋理一郎 あらすじ 軽井沢で避暑をとっていた金田一耕助は財界の大物『飛鳥忠熈』から調査を依頼される。忠熈は近々、映画女優の『鳳千代子』と結婚をすることになっていた。千代子は既に4度結婚・離婚をしていたが、そのうち二人の前夫が変死をしていた。金田一が依頼されたのはその件に関する調査であった。しかし、金田一の必死の捜査にもかかわらずその後も鳳千代子の周辺で次…
-- ご挨拶 -- 初めてこのブログをご覧になる方へ このブログは、ちょっとした「読み物」(essay)です。お時間がある方、または、後からお時間ができそうな方 (は、後からぜひ)どうぞ、ご覧ください♪ -- written by なりさらり -- ----- ♪♪♪ 去年の今日のなりさらり♪♪♪ 2023年月4月25日 (まずは、過去記事 ぜひどうぞ) ---今日の記事は ここから!--- 少々忙しい日々 そういうときには、プチプチエッセイ♪ とりとめもなくあれこれと・・・。 なりさらblogのページのトップに書かれている挨拶メッセージ ↓↓ 〈ブログエッセイスト〉衣食住について、歳を重ねな…
★★★★☆ あらすじ 実家からの援助に頼って生きる男は、大阪から戻ってきた友人と密かに思いを寄せるその妻と再会する。 www.youtube.com キネマ旬報ベスト・ワン作品。 感想 主人公は高学歴だが働かず、実家に頼って暮らす男だ。当時は「高等遊民」と言ったが、今ならニートだろうか。ただ彼が言っていたように、働く理由もないのに働く必要はない、というのは確かにその通りではある。 文明国には必ず智識ある高等遊民あり 作者:内田 魯庵 Amazon そんな主人公を演じるのは松田優作だ。周囲の冷ややかな視線を淡々と受け流し、叶わぬ恋に思い詰める男を好演している。ただ、今も活躍する役者陣に混じると、…
(ポピュラー・カルチャー論講義補遺)「アメリカ」を考える(18)アーニー・パイル劇場とテキサスハウス 大竹省二は、女優のポートレート写真などで有名な、昭和を代表するフォトグラファーです。大竹省二『遥かなる鏡:ある写真家の証言』(東京新聞出版局、1998年)の著者略歴には、「一九二〇年(大正九年)五月十五日、静岡県生まれ。上海の東亜同文書院に学ぶ。四二年応召。四四年北京の日本大使館報道部付となる。四七年GHQ広報部嘱託としてアーニー・パイル劇場で、来日女優を撮影」とあります。日比谷のアーニー・パイル劇場(現東京宝塚劇場)は、1946年から55年まで接収され、沖縄戦線で亡くなった従軍記者アーネスト…
Copyright©2024 Kobunsha Co., Ltd. All Rights Reserved. 6月21日に公開が予定されている、俳優・草笛光子(90)が主演する映画、『九十歳。何がめでたい』 【写真あり】主演映画が物議を醸している草笛光子 作家・佐藤愛子氏(100)が90歳になったことを機に、老いや現代社会について綴り、シリーズ累計169万部を記録した同名エッセイが原作。 クランクインとほぼ同じタイミングで90歳になった草笛が主演を務めていることでも注目されている。 そんな同作だが、現在SNSを中心に予告編が物議を醸している。予告編の冒頭では草笛や編集者役の唐沢寿明(60)が登…
🈟熱中時代・先生編 第1回「オレが先生と呼ばれる日」🈑 水谷豊 志穂美悦子 太川陽介 教師という職業を選んだ一人の青年が、教育現場で悪戦苦闘しながら懸命に生き、成長していく姿を明るく描くコメディー。 4月6日 土曜 18:00 -19:00 BS松竹東急【エピソード数】第1回 【公開・放送年】1978年 【出演者】水谷豊、志穂美悦子、音無美紀子、池上季実子、島村佳江、谷隼人、小倉一郎、太川陽介、小松方正、山口崇、草笛光子、船越英二 ほか 【脚本】布勢博一、松原敏春、桃井章、大和屋竺、森崎東 【演出】田中知己、吉野洋、矢野義幸、梅谷茂 #コブクロ "コブクロ「桜」" を YouTube で見るh…
教師という職業を選んだ一人の青年が、教育現場で悪戦苦闘しながら懸命に生き、成長していく姿を明るく描くコメディー。 4月6日 土曜 18:00 -19:00 BS松竹東急【エピソード数】第1回 【公開・放送年】1978年 【出演者】水谷豊、志穂美悦子、音無美紀子、池上季実子、島村佳江、谷隼人、小倉一郎、太川陽介、小松方正、山口崇、草笛光子、船越英二 ほか 【脚本】布勢博一、松原敏春、桃井章、大和屋竺、森崎東 【演出】田中知己、吉野洋、矢野義幸、梅谷茂 #コブクロ "コブクロ「桜」" を YouTube で見るhttps://youtu.be/Dsdxxrnz1AQ?si=M26dgN9WS0Bz…
www.shochiku-tokyu.co.jpドラマ・映画など幅広く映像化されてきた横溝正史の同名小説を『ビルマの竪琴』(1956)、『野火』(1959)などの市川崑監督が映画化した作品。 犬神佐兵衛が他界したことによる遺産争いで起きた殺人事件に探偵・金田一耕助が挑む様子が描かれます。 原作小説の世界観をしっかりと映像化しているのが見どころ。 市川崑監督得意の映像の見せ方により、ミステリーながらもどこか不気味な世界観を巧みに表現しています。 金田一耕助を演じるのは、石坂浩二。風変わりで個性的な役柄をしっかりと演じており、はまり役っぷりを発揮しています。 市川崑監督とは、この後2006年のリメ…
以上、『オジさん、劇団始めました。』(2023:山本浩貴)より 以上、『劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血』(2024:光岡麦)より きょう3月17日は、文音(あやね)さんの誕生日です。1988年生まれの36歳になりました。おめでとうございます。東京都世田谷区出身。長渕剛・志穂美悦子夫妻の長女。関東国際高等学校外国語科英語コース卒業。明治学院大学国際学部、ニューヨークフィルムアカデミーacting for filmコース卒業。元プロダクション尾木所属。旧芸名は長渕文音。 長渕文音さんの映画出演作は、 2008.10.04『三本木農業高校、馬術部 盲目の馬…
草笛光子でお馴染みの健康ステッパーナイスデイ、ずっと気になっていたが、Amazonでタイムセールになっていたので買った。7,727円とショップジャパンで買うより3000円以上安く買えた。 ちょっとやってみたが、負荷を一番重くして10分くらいやっただけで感覚的には1時間散歩したくらいの適度な疲労感でなんか凄くいい感じ。 ウォーキングはもちろんスクワットをやった時のような太ももの張りも感じられるので、今日みたいな雪で外に出られない日には室内でできる最適な運動になるかもしれない。これから毎日頑張ろう。