東京都港区芝大門一丁目にある神社。旧社格は府社。一時期、准勅祭社とされた東京十社の1社である。寛弘2年（1005年）10月21日創建。
2月1日（木）#旧暦 12月22日 乙未 先負 破 井宿 不成就日#二十四節気 #大寒 （だいかん）#七十二候 鶏始乳 （にわとり はじめて とやにつく）#土用 飯倉神明宮 （江戸名所図会 巻1） 年の市は芝神明宮（飯倉神明宮 現・芝大神宮）へ。2日間開催。ここでは注連飾り具などのみが売られ、境内の外での商いは行われない。 （注連縄売り）（江戸年中風俗之絵） 注連縄などの迎春用品が往来で売られていた様子。 ※大寒（だいかん）暦便覧：冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也 小寒、大寒をあわせて寒の時期。寒が過ぎれば立春。 ※土用 （どよう）陰陽五行の考え方で、木・火・土・金・水を四季に当てはめ、…
12月27日（水）#旧暦 11月15日 己未 先勝 危 壁宿#二十四節気 #冬至 （とうじ）#七十二候 麋角解 （さわしかのつの おつる）#望月 （9:33） 七五三 祝ひの図 七五三は産土神へ参り、これにより氏子入り。3歳の男女は髪置き、5歳男子は袴着、7歳女子が帯解きとされ、当の子どもだけでなく、ともに詣る奉公人などの衣装を新調し、武家であれば腰の2本刀の子ども用のもの、馬などを整える。町人であれば親のほか、介添えや乳母、お守りの子、小僧に加え、抱えの鳶に革羽織を着せて参拝する。永田馬場山王宮(日枝神社)や神田明神、芝神明宮、深川八幡、市ヶ谷八幡、湯島天神、浅草三社権現などへも詣る者が特に…
11月8日（水）#旧暦 9月25日 庚午 先負 危 参宿 大つち 不成就日#二十四節気 #立冬 （りっとう）#七十二候 山茶始開（つばき はじめてひらく） （矢場の女・芝神明） 5月と9月の25日に開かれる楊弓結改総会。矢場で遊ぶ楊弓(ようきゅう)の技を競う。会場は、下町が両国周辺の酒楼で、山の手は日枝社子院寶蔵院。1回200本で的に当たった数を競い1番を決めて「江戸一」の称号を与える。 飯倉神明宮（芝神明宮）（江戸名所図会 巻1） 楊弓の結改場は湯島や木挽町、飯田町などにあったようだが、芝神明宮境内、拝殿奧に「土弓」場があることがわかる。 ※立冬 （りっとう）暦便覧：冬の気立ち初めていよいよ…
10月30日（月）#旧暦 9月16日 辛酉 赤口 閉 危宿 一粒万倍日#二十四節気 #霜降 （そうこう）#七十二候 霎時施（こさめ ときどきふる） 神田明神では、氏子ほか、祭の関係者が衣装そのままの姿で御礼参り。見物人多し。駒込神明宮の祭礼日。神楽あり。 江戸自慢三十六興 芝神明 生粋 芝神明宮のだらだら祭りは本祭日。奉幣御祓神楽があるが、本祭日だと知らぬ人が多かったとか。飴や炒り豆が入った千木箱（ヒノキの曲げ物）と土ショウガが境内で売られており、土産として買って帰る姿が見られる。 九月十六日、飯倉神明宮祭礼 （江戸名所図会 巻1） ※霜降 （そうこう）暦便覧：つゆが陰気に結ばれて、霜となりて…
10月25日（水）#旧暦 9月11日 丙辰 先勝 破 箕宿#二十四節気 #霜降 （そうこう）#七十二候 霜始降 （しも はじめてふる） 芝神明宮祭礼生姜市之景（英泉） 11日から21日まで芝神明宮（飯倉神明宮）の祭礼。本祭日は16日。ショウガと千木箱を売る店が多いことから生姜祭、だらだら祭とも呼んだ。境内の弓場や水茶屋、芝居小屋なども祭対応でさらに賑わう。 飯倉神明宮（江戸名所図会 巻1） 拡大切り抜き（江戸名所図会 巻1） ※霜降 （そうこう）暦便覧：つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也 ※毎朝、Ｘ（旧Twitter）にて投稿している #旧暦 #二十四節気 の情報と旧暦の日付に合わせた…
8月10日(木)#旧暦 6月24日 庚子 大安 定 奎宿 一粒万倍日末伏 (三伏のラスト。この日は旅行、種まき、婚姻を忌む。夏の暑さも最終段階)#二十四節気 #立秋 (りっしゅう)#七十二候 涼風至 (すずかぜ いたる) 愛宕山・芝神明宮（絵本江戸錦） 芝愛宕権現では千日まいり。四万六千日とも。この日に参れば、1日で1000日参ったと同じになる。山上は見晴らしもよく、夏の暑さもいっとき忘れられるからということか、人々はご利益をも願って参ったとか。 この日境内で売られる青ホオズキは、癪や子の虫の根を断つといわれる。 ※立秋 暦便覧： 初めて秋の気立つがゆへなれば也 ※毎朝、Ｘ（旧Twitter）…
