船橋ヘルスセンターは、1955年11月3日から1977年5月5日まで、千葉県船橋市浜町にあった総合レジャー施設(健康ランド)である。
入浴場のみならず大プールや遊戯施設、レーシング場などを持つ大規模な総合レジャー施設であった。
1952年、船橋市の海を埋め立てガスの採掘を行ったところ温泉が湧き出たことをきっかけに、1955年11月3日、その温泉を利用した船橋ヘルスセンターが開業。
近県はもとより遠方からも観光バスで来園するほどの人気を誇り、最盛期には年間400万人の来園者を記録した。
しかし、1970年代に入りレジャーの多様化による来場者数の減少が始まり、加えて1971年には地盤沈下防止のため温泉・ガスの採掘を禁止されたことで、1977年5月5日に閉場し22年間の歴史に幕を閉じた。
その後の跡地として、4年後の1981年4月2日、商業複合施設「ららぽーと船橋ショッピングセンター」(現 ららぽーとTOKYO-BAY)がオープンしている。