自由惑星同盟は対帝国の戦時体制国家として百年に渡り戦争を続けてきました。そのため経済の一部は軍需によって成り立っています。 まず同盟軍5,000万の兵力の付随する必需品は膨大な量になります。また艦船数十万隻と同盟内にある70ヶ所の基地の維持にかかる労力や資材、そして全長1㎞にもなる巨大な戦艦を始めとする兵器の製造があります。 何より5,000万人の人件費は様々な費用として社会に還元されるので、影響は無視できません。 この軍需に関わる費用の出所は国防予算であり、末期は同盟政府予算の半分を占めました。同盟政府予算がGDPの30%(各惑星の自治及び経済の独自性は強いと判断して)と設定すると、単純にG…