(英語:Politics as a Vocation 、独語:Politik als Beruf) 社会学者マックス・ヴェーバーの著作。1919年1月28日にミュンヘンの学生団体のために行った講演をまとめたもの。ちょうどこの時期、ドイツが第一次世界大戦で敗北し、革命によって帝政が廃止されるという事態になっていた。
職業としての政治 (岩波文庫)
過日、縁あって、G7広島会場となる広島グランドプリンスホテルで昼食をした。22階のレストランで、ホテルも気を利かせてくれて、角の眺めのよい席に案内された。ランチ時なのに、客は少ない。席から、海を見下ろすと、漁船が数隻、ほとんど動かずに、時々光を反射している。ボーイを呼んで、あれは何だ、警備だろう、と問えば、おそらくそうでしょう、と言葉少なく答えた。どうやら漁船を借り上げて、海上からも、しっかりと警備をしているようだ。このホテルは、陸路は一つしか道がないし、裏は山と言うか森林で、気軽に入れる雰囲気ではない。本土から繋がる道は小さな短い橋が一本きりで、警備がしやすい。道路には、警視庁や大阪府警の背…
今回は前回に引き続き、マックス・ウェーバーの著作を要約していきます。 「職業としての政治」という職業人として政治を行う人に求められる倫理観・振る舞いを説いた本です。「職業としての学問」と同様、第一次世界大戦直後の混乱を極めるドイツにおいて青年に向けて行った講演内容の抜粋となっています。随所に社会学的な側面や宗教・歴史的背景に着眼した考察が見受けられ、マルクスと比較される偉大な著作です。 「職業としての政治」 ■ジャンル:政治学 ■読破難易度:低~中(講演内容を抜粋しているので読みやすいです。しっかり読もうとすると宗教や世界史の知識が必要になります。) ■対象者:・プロフェッショナルに求められる…
極悪反社組織による泥棒行為を阻止しましょう! 23日の記録。 極悪反社組織による泥棒行為を阻止しましょう! 放送法の改正でNHK番組のネット配信が「必須業務」に格上げされた。テレビを持っていなくても、スマホなどから番組を視聴する場合、受信料の支払いが義務となる。『NHK受信料の研究』(新潮新書)の著書がある早稲田大学社会科学部の有馬哲夫教授は「今回の放送法改正は、スマホを持っているだけで受信料を徴収する布石だ」という――。 「NHK離れ」が止まらないのに…組織存続のために「スマホ持っているだけで受信料」を狙うNHKの厚顔無恥 若い世代がNHKを見ない理由を理解していない | PRESIDENT…
本人のわきが甘いのは確信犯かも 19日の記録。 本人のわきが甘いのは確信犯かも そこで会見終了後、川勝知事を追いかけて「“職業差別デッチ上げ報道”に屈するのか」と声掛け質問をした。会見中は記者クラブ加盟記者しか質問ができないルールのためだが、エレベーターに乗り込んだ川勝知事は無言のまま。そこで「(前明石市長の)泉房穂さんの資料、もってきました」と言って資料を手渡そうともしたが、県庁職員に接近を阻まれた。そこで扉が閉まる前に「知事、泉房穂さんの資料ありますよ。不出馬(撤回の)、(続投要請の)県民の声が高まれば(出直し選挙への不出馬撤回するのか)」と叫んだが、川勝知事は一言も発することなく扉が閉ま…
「職業としての政治」いいですよね。 僕は「職業としての政治」と「市民政府論」の2つかな。あとあれだ、「法の精神」。 この3つがやっぱり感動しましたね。 マックス・ヴェーバーは「官僚とは何ぞや」みたいな、そういう世界観を形作った人で、「市民政府論」のロックという人は、「人権とは何か」みたいなものを作った人で、自分の活動から生まれたものは自分の権利であるみたいなことを理論づけた人。 モンテスキューの「法の精神」は、これはめちゃくちゃ長いんですよ。ただ、いろんな過去における政治体制の交流の歴史を綴っていて、ギリシャ世界で民主制というのはいかに崩壊していったかみたいな、衆愚政治にどう飲まれていったかと…
今朝もいつものユックリとした5キロのジョグ。 ↑ 今朝の江ノ島 午前9時から朝会・・・毎回、塾是・塾訓・五誓の唱和を職員も含めて、順番に行っていますが、今日は四半世紀ぶりに自分の順番。 いやぁ、とにかく緊張して声も手も震えました・・・市長12年もやっているのに(苦笑)。 所感は、「トイレのスリッパ」の話。 人間はそれほど簡単に変われないし、成長できないと思っているので、トイレのスリッパをいつも揃えるように、毎日の小さな行動の積み重ねこそが大切・・・というのが私の考え。 私にとっての今現在の「トイレのスリッパ」は、ほぼ毎日のジョグであり、17年間にわたって1日も欠かさず書き続けているこのブログで…
川勝知事「リニア早期開通の足引っ張ったことはない」 辞職願直後の定例会見詳報③ 2024/4/10 18:41 産経新聞 辞職の届け出を県議会議長へ提出し、会見した静岡県の川勝平太知事=10日午後、静岡市葵区(岩崎叶汰撮影) ――ならば、(リニア中央新幹線の早期開業を目指す)期成同盟会に入って、知事はこの2年弱、早期開業に向けて何をされたんでしょう 「一生懸命、われわれは南アルプスのこの基本的なこの期成同盟会も含めた共通理解は、この総会で決まるわけでございますけれども、南アルプスの自然の保全、水資源の保全と、それからリニアの開通と、この両立を図るということであります」 「ですから、それをするた…
私の読書遍歴を振り返ります。すごく雑です。いちいち内容や感想を書くと長くなってしまうので、タイトルばかりを並べました。近いうちに「大学時代に読んでよかった本」として、もう少し丁寧な記事を書くので、興味のある人はそちらもご覧ください。 幼稚園まではほとんど記憶がありません。絵本は「だるまちゃん」シリーズを好んでいたそうです。 小学生の頃は「京大生の典型的な過去」みたいな読書をしていました。クラスメイトのなかでは読書している方だが、読書家というほどではない。低学年のうちから図書館にこもって青い鳥文庫を読み漁り、一通り読破したら芥川龍之介なんかに手を出してみる、というような早熟な小学生がたまにいます…
ベルーフシリーズの第二作 2015年刊行作品。青土社の芸術総合誌「ユリイカ」、東京創元社のミステリ誌「ミステリーズ!」等に収録されていたいた短編をまとめたもの。 2016年「週刊文春ミステリーベスト10」国内部門で第2位、2017年「ミステリが読みたい!」で国内編第1位、「このミステリーがすごい!」国内編では第3位と、ミステリ系各章で高い評価を受けた作品である。また、2016年、第155回直木賞の候補作でもあった。 真実の10メートル手前 作者:米澤 穂信 東京創元社 Amazon 創元推理文庫版は2018年に登場している。文庫版では単行本になかった解説が収録されており、宇田川拓也が執筆を担当…
職業としての学問(マックスウェーバー) 声の学際的考察(ライフワーク、上智でゼミナール) 政治社会学(職業としての政治:マックスウェーバー) 都市社会学(上智大学社会学科ゼミナール:最終講義) 家族社会学(紫雲会横浜病院の家族会の実践) 職業としての音楽 ドイツ歌曲 オペラ 美川ムード歌謡 上智大学グリークラブOB合唱団 バンド:トナカイさん 今、内藤さんによって発声練習ができないので、うまく歌えるか不安です。 政治家 北野さんの計らい 外務大臣 文部科学大臣 総理大臣
マックス・ウェーバー「職業としての政治」 ▶ 漫画「サンクチュアリ」の渡海さんが舎弟の瀬川に言う。 「いいか。俺やおめえみたいなのはな。バカなんだよ。頭ぁ間違ったら終いだ。」 サンクチュアリの渡海さんと瀬川 柄谷行人も「あらゆる権力は、法に姿を変えて現出する。」と言ってるし。 (wikipediaより引用 ①) ◆『職業としての政治』(ドイツ語: Politik als Beruf)とは: 社会学者のマックス・ヴェーバーが大学生に向かって行った講演の内容。このヴェーバーによる講演は、1919年1月28日にミュンヘンの学生団体のために行ったものである。 なお、ちょうどこの時期、ドイツ帝国が第一次…
こんにちは 株価(日経平均)が過去最高値を更新、内閣支持率が過去最低になるというなんとも捻じれた状況を見ていてちょっと思うところがあったので書いていきます。 通常であれば株価が上がり経済が豊かになれば国民の生活が楽になり政治への関心が薄れ政権も安定するものと考えられているが、現状、そうはなっていない。 まず経済が豊かになっているというのが嘘で、インフレ率や物価上昇率を加味した実質賃金は下がり続けている。 11月実質賃金3.0%減、20カ月連続マイナス 特別給与減響く=毎月勤労統計 | ロイター したがって国民の生活も楽になっていないので政治にたいするフラストレーションが溜まっている。そうした状…
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和六年(2024)2月13日(火曜日) 通巻第8129号 <前日発行>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~『反・中国』の旗振り、下院「中国問題委員会」ギャラガーが議員引退へ 台湾擁護の有力議員が下院を去ると、議会バランスはどう変わるか?**************************************** 米下院で『反・中国』の旗振り、「中国問題委員会」のマイク・ギャラガー委員長(ウィスコンシン州選出、共和党)は突如、11月の再選…
立憲民主党が、自民と共闘した。 京都の市長の選挙で、野党の立憲民主党は、与党の自由民主党と組んだ。それは悪いことだったのだろうか。 反共(反共産主義)によって、立憲民主党と自民は選挙で組んだのがあり、かなり多くの批判が立憲民主党には投げかけられている。 野党において、何がいるのかといえば、立憲の野党がまとまり合う。立憲主義(憲法主義)の野党どうしでお互いにまとまり合うことがいる。そう見なしてみたい。 なんで立憲主義を主とすることがいるのかといえば、国の根本なのが憲法だからである。国において根本にあるのが憲法なのだから、立憲の野党どうしでまとまり合うことがいる。木の幹と枝葉だったら、枝葉よりも幹…
定期購読している岩波書店の雑誌「図書」2月号の「二月の新刊案内」に、「新入生・新社会人のための岩波文庫」として、次の5冊が紹介されていました。 ①「ラ・ロシュフコー箴言集」(二宮フサ訳)、「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎)、③「新訂 孫子」(金谷治注訳)、④「職業としての政治」(マックス・ヴェーバー/脇圭平訳)④「茨木のり子詩集」(谷川俊太郎選) いゃあ~、びっくりしました‥。というのも、いずれの本も「私の愛蔵書」なのです。とりわけ、「ラ・ロシュフコー箴言集」は、いつも手の届くところに置いています。新社会人の皆さんには、ぜひ一度、目を通してほしい一冊です‥‥。ちなみに、朝日新聞一面コラム「…
今年も共通テストの時期になりました。プレテスト+過去の共通テストからいえる政経の5つの傾向は、 読解力ベースで文章量が多い 初見の図表も慌てず丁寧に読み解くこと(ただし時間配分) 思考力よりも揺るぎない基礎知識が重要(=差が付くのは知識問題) 「コアとなる概念知識」の確実な習得で守備範囲が広がる 「具体的なシチュエーション」、時事的要素ふまえたインプットを というものです。 そして、結論から言うと、今回もこの5傾向に従った出題といってよいでしょう。 共通テストになってからは、科目を問わず読解量が多い、です。初日の1科目目という緊張がピークの状況もあり、気づけば時間いっぱいだったという受験生もい…
上の画像に書いてあることを下に文字起こしました。(以下同じ) 「カナダの大学の経済学で取り上げられたそうだ。 日本の貧困者は、薬物もやらず犯罪者の家族でもなく移民でもない。教育水準が低いわけでもなく怠惰でもなくむしろ勤勉で、労働時間は長くスキルが低いわけでもない。 世界的に例のない、完全な「政策のミス」による貧困だと。」 「みんなして公然と軽蔑している政治家たちに どうしてあなた達は統治されているのか 『職業としての政治』マックス・ウェーバー」 「大卒1年目の年額基本給は、 アメリカ629万円、スイス902万円で、日本は262万円。 これは自民党に投票した人に是非知って欲しい情報。」 「いい加…