(※写真はイメージです/PIXTA) 高齢化の進展で、要支援・要介護者は増加の一途をたどっている。過酷な老老介護を行う世帯のなかには、同時に貧困に苦しむ世帯も多い。厳しい現状を見ていく。 【早見表】年金に頼らず「1人で120歳まで生きる」ための貯 老老介護の厳しい現実…3組に1組以上が「70歳以上+70歳以上」 厚生労働省『令和3年度 介護保険事業状況報告(年報)』によると、要支援・要介護認定者は689万5,735人。日本の人口の5.5%、20人に1人は要支援・要介護の状況にある。また、65歳以上の高齢者の場合は18.6%、つまり5.3人に1人が要支援・要介護状態ということだ。 年齢別では、7…