封切り二日目。 席数89の【SCREEN7】の入りは八割ほど。 2020年公開の台湾映画〔1秒先の彼女〕のリメイク。 同作は劇場では観ていないものの「WOWOW」では視聴しており、その奇想天外なプロットと仕掛けの巧妙さに驚嘆した記憶。 今回は何故か「彼女」を「彼」に置き換えた訳だが、そこはくせ者『宮藤官九郎』の脚本、何らかの思惑があるハズとスクリーンを注視する。 ではあるものの、ストーリーはほぼ原作に忠実に進行。「彼女」と「彼」の入れ替わりが最大でそれ以外の設定変更は若干。 前半部の『ハジメ(岡田将生)』の現況や日々の生活を紹介するのに長きを置いているくらいか。 とは言え、「空白の一日」が出現…