作家/エッセイスト。
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。大学卒業後は6回の転職を経て本の雑誌社に入社。同社在職中に『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社、角川文庫)を上梓、ほどなく作家として独立。このときの話は『別人「群ようこ」のできるまで』(文春文庫)に詳しい。 書評エッセイや日常生活に関するエッセイが得意。
など多数
ゆるい生活群ようこ朝日文庫2018年5月30日 第1刷発行2019年5月30日 第7刷発行 図書館でふと目に入ったので、かりてみた。300ページ弱の文庫本。さっと読めそう。 裏の説明には、” ある日突然めまいに襲われ、訪れた「漢方薬局」。 ここから漢方薬を飲むだけでは終わらない、 我慢と忍耐の暮らしが始まる。お菓子禁止、 体を冷やさない、 水分をとりすぎない、 趣味は1日1つ など、 約6年にわたる体質と意識改善の様子を丁寧に綴った実録エッセイ。”と。 群さんは、1954年生まれ。本書の始まりは、”それは突然やってきた。 わすれもしない 2008年の11月、 いつものように、 朝、目が覚めて …
群ようこさんのエッセイ『忘れながら生きる 群ようこの読書日記』を読んだ感想が、ブクログ通信で紹介されているのを見つけた。 なんか見たことあるレビューだなぁと思って、書いた人の名前を見たら自分のでビックリ!そういえばこんなこと書いていたっけ。 素直にうれしかったので、ブログにも記念に残しておく。 ◇◇◇ 個人的には、紹介されている本の中で読んでみたいと思うものはなかった。そう思ってしまったのは、群さんの読んだ本よりも、日常生活の方に興味を持ってしまったからかもしれない。たとえば三味線を習うお話では、三味線には民謡・義太夫・長唄・清元・新内・常磐津・小唄・端唄の種類があったり、三味線そのものにも太…
少し前までは息子たちと入浴することが多かったが、ここ2、3年は夫と息子たちが一緒に入ることが増えたので、わたしはほぼ毎日1人で入浴できるようになった。 さて、わたしはお風呂がそんなに好きではない。 お風呂に入らなくても頭が痒くならなかったり、体がベトベトしないのならば、多分入っていないと思う。 汗っかきなので、夏は1日に何度もシャワーを浴びることもあるけれど、汗で首がベタベタするのが気になるので浴びるだけで、普段は「あー!早くお風呂いきたーい!」なんて思わない。 寒い冬は熱い湯船に浸かると体の芯から温まり「気持ちいいなあ」と思う時もあるが、そのあとの髪の毛を乾かす作業が面倒なので、毎晩「よしっ…
今月も本を読んだので紹介^^ 1【れんげ荘】 著:群ようこ かもめ食堂が自分の中でとっても好きだったので、れんげ荘物語シリーズも。 1作目。いろんなものから解放されるために奮闘。ほっこりしていて大好き。 2【おいしいごはんが食べられますように】 著:高瀬隼子 芥川賞作品、、、ということを、読み切ってから知った。 お仕事、食べ物、人間関係が入り組んでいて、ちょっと意地悪で人間味があって良かった。 3【HIGHT POWER MARKETING】 著:ジェイ・エイブラハム なが〜くて難しいマーケティングの本。もう販売はされていなくて、 メルカリで1.5万円ほどで売られている!!! なかなか読みきれ…
▼ 私のYouTube チャンネル、宜しかったらご覧下さい 🎀 今日は昨年の作品を載せてみました www.youtube.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回読んだのは、こちらの記事の本の続編です。wildrose3.hatenablog.com 上の本の2巻目とも言えるこの本を読みました。 福も来た パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫) [ 群ようこ ] 楽天で購入 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 本の内容を少し書いてしまいますが。。。 ***…
▼ 私のYouTube チャンネル、宜しかったらご覧下さい 🎀www.youtube.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回はこちらの本を読みました。 パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫) [ 群ようこ ] 楽天で購入 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ざっくりとあらすじを書いちゃいます。 見たくない方はご注意ください! ************ 母ひとりに育てられたアキコは、突然の母の死、勤めていた会社での失望から 母の営んでいた食堂を引き継ぎます…
群ようこさんの 「しあわせの輪」 を 読みました。 れんげ荘物語第8弾は お正月から始まります。 甥っ子や姪っ子はもう大きくなって 自宅から離れて暮らしていて もうそんな年になったの とびっくりするワタシ。 どうやらもう2人は就職しているらしい。 ワタシの中ではまだ学生さんだった〜。 物語の中でもどんどん時は流れているのでした。 ここ最近 毎年1月に れんげ荘物語シリーズの最新刊が出ます。 春を迎える頃にその最新刊を読めるしあわせ。 ありがたいことです。 貯金生活者のキョウコさん。 毎月10万円で暮らしています。 家賃は3万円で引き落とし。 貯金から7万円をおろしてそれだけで1ヶ月暮らす。 光…
今月3回目のブログ更新!すごい! 今日は閏年の2月29日!すごい! 2月に読んだ本でもつらつら並べてみようかな 1【マボロシの鳥】 著:太田光 鳥にまつわる短編小説 読みやすい ファンタジーな感じ 2【パン屋を襲う】 著:村上春樹 人によって感じ方が違うと思うので考察を読むと面白みが増すと思う 3【となりの脳世界】 著:村田沙耶香 大量のエッセイ。 知らない作家さんだったけど、思考がおもしろくて、違う作品も読んでみたい。 4【はじめての】 著:島本理生 辻村深月 宮部みゆき 森絵都 Yoasobiの楽曲とコラボしていた作品で、買うか迷っていた本。一気読み。 5【かもめ食堂】 著:群ようこ ほん…
最近読んだ本についてブログを書いていなかったので久しぶりの本紹介です。 「れんげ荘物語」シリーズは「かもめ食堂」でおなじみの群ようこさんの小説です。 主人公が仕事を辞めて無職となり、古いアパートで月10万円生活をしているお話です。全部で7冊出版されています。(2024年1月時点) お話が続いているので1から読むのがおすすめです。 yammy-08.hatenablog.com この本を読んだきっかけ ネコの表紙が可愛くて好みだったので読んでみることに。 以前、このシリーズを読んだことを思い出し、読んでいなかった3と4を読むことに。 こんな人におすすめ スローライフに興味がある人 今の仕事に疲れ…
すこぶる評判が悪いAmazon originalドラマ「誰かが、見ている」 香取慎吾主演の脚本三谷幸喜の組合せです。 私は、この組合せで「面白くないな」と思ったのですが、実際観てみると面白いより見応えがありました。 ++++ 舎人(香取慎吾)のお隣さん(佐藤二郎)が穴から舎人を観察する=覗くと言うストーリーです。 穴は入居前からあったらしく、塞ぐ前にお隣(舎人)を覗いてみたら止まられなくなったようで、 それを知った娘が舎人の面白さを動画に撮って配信しようと父に持ちかけます。 何も知らない舎人は、自分が世界に配信されてるとは知らず生活を続けます。 ++++ このドラマの低評価部分は「笑わそうとし…
小笠原洋子さんの 「財布は軽く、暮らしはシンプル。 74歳、心はいつもエレガンス」 を読みました。 そう 小笠原洋子さんです。 何冊か出版されている本になかなか出会えず まだ小笠原さんの本を読んだことがありませんでした。 そしてやっと 2024年の新刊を手にすることができました。 小笠原洋子さんは リタイアしたばかりの頃 群ようこさんの本で知って 家計簿を比べたことがあります。 さらにその2年後にも比べました。 小笠原洋子さんの家計は 家賃の割合がとても高いのです。 それでも良いんだな 暮らしていけるんだと 心が軽くなったのを覚えています。 新しい言葉が出てきました。 「ケチカロジー」 ケチと…
最近読んだ本をざっと纏めました! どれもサラッと読み進めたので深い感想はありませんが・・・・。 空き時間の読書におすすめな本です。 僕らのご飯は明日で待ってる 僕らのご飯は明日で待ってる 作者:瀬尾 まいこ 幻冬舎 Amazon 僕らのごはんは明日で待ってる (幻冬舎文庫) [ 瀬尾 まいこ ]価格: 649 円楽天で詳細を見る 高校生の恋愛もののようだったので、最初はただの青春物語かな?と思い読み始めたけど、ラストにかけて大人の女性も共感出来るような、うるっとする内容だった。 色んな家族の形や女性の病気にも触れていて考えさせられる内容。 瀬尾まいこさんの作品は作者が先生をしていた過去から学生…
トレンドワード100選 筒香嘉智DeNA復帰決定的 黄金のレガシーベンチマーク 営利目的 おおい済 友道先生 無敗の皐月賞馬 地上を救う者 弾道ミサイル 退職代行サービス 芝生の広場 活字中毒 パンデミック条約反対でデモ タイタニック号 ジャンプGIGA いれらぶ 乱闘騒ぎ 北宇治カルテット 苗字1位 馬体検査 川口の仮放免者700 三浦弦太 悟くん ラケシス ホロウェイ ベニボウズ ブンオレンジ ドローン攻撃 イランとイスラエル お困りのようだね Jackpot 不倫した 板谷由夏 萩原本部長 森唯斗 才木 メスガル ミサイル発射 デコトラーデ シンコペーション サンデーダウ キュアニャミー…
毎週日曜日は、この一週間(4/8~4/14)に週刊誌や新聞などの書評に取り上げられた旬の本を紹介しています。書評内容については各誌・HPなどをご覧ください。 今週の書評本 *表示凡例◆掲載された媒体: 発行号数 掲載冊数書籍タイトル 著者.編者 出版社 税込価格 書評掲載回数(②回以上を表示) ◆サンデー毎日「遠回りの読書」: 4/21 号 2 冊第二次マンガ革命史 劇画と青年コミックの誕生 中川右介 双葉社 2,420 ②作家とけもの 野村麻里 平凡社 2,200 ◆女性自身「今週のあなたを開く本」: 4/23 号 4 冊あいにくあんたのためじゃない 柚木麻子 新潮社 1,760 ④翻訳でき…
読書の記録も残そうと思いつつ、サボっていたので、この冬から春にかけて読んだ本(小説)を一挙公開。ごく簡単ですが、ご紹介します。 52ヘルツのクジラたち【特典付き】 (中公文庫) 作者:町田そのこ 中央公論新社 Amazon 52ヘルツ(仲間に聞こえない)で歌うクジラのように孤独を抱える人たちが出会い、変わっていく。虐げられ傷つけられてきた人たちの物語。 映画化でも話題ですが、事前情報で「俳優○○が~の役柄」って。本では結構読み進めてから「そうだったのか!」って感じだったのになぁ。先に言っちゃうの…? 本は面白かったです。 傲慢と善良 (朝日文庫) 作者:辻村 深月 朝日新聞出版 Amazon …
二十四節気の「清明」は「清浄明潔」を短くした言葉で、空気は澄んで、陽光は明るく万物を照らし、全てがはっきりと鮮やかに見えるとき。なのだけど、時折薄日が差すものの、どんより曇った木曜日。 昨日一日感じていた疲労感は解消したものの、何となく重だるさが残る。もしかしたら、糖質の摂り過ぎかもしれないなぁと思った。食パン、パスタ、スイーツ。以前よりも食べる回数も量も増えている。もっと野菜、そしてタンパク質を摂るように心がけよう。 今日は気になっていた私道の草取りをした。最近雨が多かったので抜きやすかった。草取りは趣味といってもいいかも。無心になれる。草取り瞑想。 全部ではないけれど気になるところをすっき…
ようやく読めました。 33人の作家さんたちのネコエッセイを集めたもの。 稲葉真弓さん、町田康さん、角田光代さん、森下典子さん、村山由佳さん、群ようこさん、養老孟司さん、佐野洋子さんなどが書いている。 それぞれ単独でのネコエッセイとは一味違った趣がありました。
「罪の声」以外は心安らぐ、どこかしみじみと懐かしい本ばかりでした。 自分としては少し気持ちがいらだっていた3月。読む本で意外と気分が変わるもので す。図書館の順番待ちの本も含め、新しい年度のスタート月4月も、前向きになれる本 を読もうと思います。 読んだ本の数:8つるかめ助産院 人が斬られたり亡くなることが多い本が続いた後なので、「生まれる」話を読みたかった。数年前に見たテレビドラマもよかったし。自身の2度の出産を思いだし、辛いけれど悪い経験ではないな。もう1度くらい・・などと孫のいる身で思ったり。教会の前に捨てられたまりあ。助産院の先生をはじめ、島の人々の暖かい体温の中で、出産を経てしっかり…
文庫の新刊案内! 今月発売の文庫本&注目本をまとめました。 このページについて 2024年4月発売 勝手にセレクト!今月の注目本 このページについて ここでは文庫化された小説やエッセイなどをピックアップして掲載しています。読み逃した本、文庫されるまで待っていた本と出合えることを目指します。※詳細はリンク先のAmazonで。 2024年4月発売 ※赤文字は当サイトにレビューありです。 ■東野圭吾 白鳥とコウモリ(上) (幻冬舎文庫) 白鳥とコウモリ(下) (幻冬舎文庫) ■小西マサテル 名探偵のままでいて (『このミス』大賞シリーズ) ■佐藤愛子 人生は美しいことだけ憶えていればいい ■小田和正…
こんな感じで書いてます作者:群 ようこ新潮社Amazon いまだに優雅には書けません――。25歳で初めて原稿料をもらって以来40余年、140作以上もの作品を生み出してきた著者による「書く暮らし」。新卒で入った広告代理店を半年で辞め、転職すること4回。拾ってもらった本の雑誌社で経理事務として働いていたときに書評を依頼され、初めて原稿料をもらったのが25歳。以来、40年にわたり書き続けてきた著者が綴る、書きはじめの苦しみ、的外れな誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化、そしてお金より大切なこと。ひとつのことを長く続ける心構えと自立に徹した生き方に勇気をもらえる名エッセイ。 本の雑誌の…