フランツ・シューベルトが1823年に作曲した歌曲集。 ヴィルヘルム・ミュラーの詩による全20曲の連作歌曲集である。歌曲王と言われるシューベルトの代表作の一つ。原題:Die schöne Müllerin
さすらいの旅に出た粉引き職人の若者が、美しい水車屋の娘と出会い恋におちる。しかし若者の想いは娘には伝わらない。そのため、若者は娘の一挙一動に心を奪われながら空回りを続ける。そうこうしているうちに娘は狩人に心を奪われてしまう。若者は失恋に心を痛め、最後にみずから小川に身を投げる。
シューベルト Franz Schubert (1797-1828) 24 ライアー回し Der Leiermann 冬の旅 / Winterreise data & others close 1. 冬の旅 24 ライアー回し Der Leiermann play 1·2·3·4·5 001 Ian Bostridge, Thomas Adès 002 Dietrich Fischer-Dieskau, Gerald Moore 003 Hans Hotter, Michael Raucheisen 004 Gerhard Hüsch, Hanns Udo Müller 005 Christop…
シューベルト Franz Schubert (1797-1828) 23 幻日 Die Nebensonnen 冬の旅 / Winterreise data & others close 1. 冬の旅 23 幻日 Die Nebensonnen play 1·2·3·4·5 001 Ian Bostridge, Thomas Adès 002 Dietrich Fischer-Dieskau, Gerald Moore 003 Hans Hotter, Michael Raucheisen 004 Gerhard Hüsch, Hanns Udo Müller 005 Christoph Pr…
シューベルト Franz Schubert (1797-1828) 22 勇気 Mut 冬の旅 / Winterreise data & others close 1. 冬の旅 22 勇気 Mut play 1·2·3·4·5 001 Ian Bostridge, Thomas Adès 002 Dietrich Fischer-Dieskau, Gerald Moore 003 Hans Hotter, Michael Raucheisen 004 Gerhard Hüsch, Hanns Udo Müller 005 Christoph Prégardien, Michael Gees 0…
「冬の旅」のツィクルス全体で光や希望を感じさせることができるのはこの21曲目「宿屋」だけだ。そしてそれは最後を強めて終わることによってのみ達成できる。 プレガルディエンは伴奏者ゲースとの録音以降、「宿屋」を弱まって終わるものから、歌もピアノも強めて終わるものへと正反対に変えている。特にピアノのゲースは最後の音まで明確に強く弾いている。それによって深い感動が生まれている。 「冬の旅」をいろいろ聴いてゆくと第21曲「宿屋」の終わり方に3つのパターンがあるのに気づく。この3つだ。 ① 歌が弱まり、ピアノも弱まって終わる。 ② 歌は力強く終わり、ピアノは弱まって終わる。 ③ 歌が力強く終わり、ピアノも…
こぞってってなると増えた先には それは〇〇なってなってくの マニエリスムはカッキテキからして いつのまにかでマンネリまでのの 元々は手法ってなってるから どちらの方でよりかしましましまし www.youtube.com Mannerism | Art History | Otis College of Art and Design その場にいたら転んじゃうよってそれはそうなるって伝聞んお それはあれと同じなんて距離の離れれば近くにないんだから 別にたまたまですよってなってって緊密になってあふれれれ シューベルトの「美しき水車小屋の娘」は、ミュラーの詩に曲を付けた連作歌曲集で イオンペア集合化ま…
シューベルト Franz Schubert (1797-1828) 21 宿屋 Das Wirtshaus 冬の旅 / Winterreise data & others close 1. 冬の旅 21 宿屋 Das Wirtshaus play 1·2·3·4·5 001 Ian Bostridge, Thomas Adès 002 Dietrich Fischer-Dieskau, Gerald Moore 003 Hans Hotter, Michael Raucheisen 004 Gerhard Hüsch, Hanns Udo Müller 005 Christoph Prégar…
シューベルト Franz Schubert (1797-1828) 20 道しるべ Der Wegweiser 冬の旅 / Winterreise data & others close 1. 冬の旅 20 道しるべ Der Wegweiser play 1·2·3·4·5 001 Ian Bostridge, Thomas Adès 002 Dietrich Fischer-Dieskau, Gerald Moore 003 Hans Hotter, Michael Raucheisen 004 Gerhard Hüsch, Hanns Udo Müller 005 Christoph Pr…
「春」といえば気分が晴々して心躍る季節ですが、私の住む地域では朝晩に気温がぐっと下がり、先日は積雪を伴う降雪もあり、まだ冬の面影を残しているなぁ~と感じます。そういったときは「死」や「怯え」などを時として感じるシューベルトやヴォルフのリートではなくて、シューマンのリートをききたい気分になります。 今週はそのドイツ・ロマン派を代表する作曲家のひとりロベルト・シューマン(1810~1856)のリーダークライス作品39です。 同名の作品24という全9曲からなる作品などと共に1840年、彼の生涯では「歌の年」といわれる時期にまとめて作曲されました。その後手は加えられたそうですが。 「リーダークライス」…
シューベルトのオペラときいてピンとくる方はクラッシク音楽きく方でも少ないのではないでしょうか。 かく云う私もそのひとりです。 もっぱらシューベルトの劇音楽は台本・音楽も含めて駄作という烙印が押され、このジャンルに限らず、未完や断片が多いこともありオペラ劇場の定番演目になっていません。この後に書きますが、作品自体が「オペラ」に期待するものとは違うので、上演にはハードルが高いかもしれません。 先週末の休みを利用して「フィエラブラス」の全曲をききました。 演奏者は以下の通りです。 カール王(バス):ロベルト・ホル エンマ(ソプラノ):カリタ・マッティラ ローラント(テノール):トーマス・ハンプソン …
先日投稿の北村朋幹 ピアノ・リサイタルのチケット購入者を対象にプレ・イベントが行われたので出掛けてきました(於:2024年1月23日19:00~ 松本音楽文化ホール 小ホール) ステージに登場した北村さんは最初に弾いたのが、シューベルトの「美しき水車小屋の娘」からのトランスクリプションでした(いきなりリストのオリジナルを弾かずに、この曲を取り上げた意味は今回のイベントのテーマへと繋がっていました) 弾き終わり開口一番、音楽家が演奏する音楽について云々説明することの「危険性」について語られておりました。 演奏家が「悲しい音楽」として説明して弾く、「楽しい音楽」として説明して弾く、それにより聴衆は…
シューベルトの「冬の旅」についての記録4。ライアーマンが死神とする説や憂愁、さすらいなどに焦点を当てた。石井誠士著「シューベルト 痛みと愛」は特に印象深い。 --------------------------------------------------------------------- 21 音楽家としての死 「冬の旅」 (2008/4/10 ) (Graham Johnson P.107-L.11)その老人のよろめく姿は、寒さで凍えている、しかしそれはたぶん病気によるものでもあろう。(すべての音楽家の悪夢 ― 関節炎、複合的な硬化症、その他神経症の病気 ― おそらく梅毒による)これ…
シューベルトの「冬の旅」についての記録2。「冬の旅」に関する本は数多く出版されている。それぞれが真摯で深い。どんな本を読んだか思い出してみる。 --------------------------------------------------------------------- 1 疎外された人間の歌~「冬の旅」 (2007/5/2) シューベルト「冬の旅 op.89,D.911」(1827) ここで少なくとも言えるのは、ミュラーの『冬の旅』が失恋の歌ではなく、疎外された人間、どうしても社会と折り合いのつかない人間の歌だということである。(「菩提樹はさざめく」三宅幸夫著 春秋社 2004)…
ラジオ クラシックの森Last update:11/17/2023 愛知県豊田市・みよし市で放送している、ラジオ音楽番組「クラシックの森」では、クラシック音楽に詳しいパーソナリティーの都築和子が企画・ご案内を致します。とても楽しい番組ですので、ぜひお聴き下さい。 (お気に入りに登録をお願いします。) 企画・構成・パーソナリティー 都築 和子 とよたクラシック音楽同好会幹事 豊田市民合唱団 前団長 ♪放送案内 ★ラジオ・ラブィート(RADIO-LOVEAT) (豊田・みよし)78.6Mhz 土曜日 午前7:00~8:00 日曜日 午前9:00~10:00(再放送) ♪放送予定 第1,153回 1…
横浜での演奏が素晴らしかったと聞き、急きょ、若き天才ピアニスト、アレクサンドル・カントロフのリサイタルを聴くべく、東京オペラシティに出かける。 www.kajimotomusic.com カントロフは、藤田真央がチャイコフスキー・コンクールで2位だった時の優勝者であり、コンクール史上 3人しか受賞者がいないグランプリも受賞したフランス人ピアニストである。その父はヴァイオリンの巨匠、ジャン=ジャック・カントロフ。 プログラムを事前に入手しているし(横浜公演と同じもの)、今日の演目の一部の曲は CD も出ているので、予習はバッチリである(シューベルト≪さすらい人幻想曲≫はポリーニの演奏で予習した)…
9/5朝は涼しいが蒸す。夜、遠くに輝かしい雷。 今週は長いな。早く帰りたいと思うが順調に社畜になっているのでまだやるべきことがあるのではないか他の人が仕事してるのに帰っていいのか…と思ってしまったりする。堂々と帰っていけるメンタルがないとなと思う。昼休み中母とLINEしていたら、読んでいる本がおもしろいといってページの写真を送ってきた。北大路公子が猫の代わりにキノコなどを育てる本だった。こらえなければならないと思っていたがそう思えば思うほど笑いが堪えられなくなり、会社の隅で肩を震わせて笑った。あまり人と本の話をするのは得意ではなくて、それはどうしてもマジメになってしまうからだと思うのだが、その…