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縦読み

(一般)
たてよみ

横書きで書かれた文章の各行のn文字目を縦方向に順に読むことで違う意味の文を出す手法・言葉遊び
ダミー本文と正反対の主張を皮肉を込めてすることがよく見られる。

縦読みの例

古くは和歌に横読みで別の文句を読み込む技法が流行し、これを折句と称した。暗号を各句の頭に置くことを「冠」、末尾に置くことを「沓」、頭と末尾の双方に暗号を折り込むことを「沓冠」といった。

作者不詳の「いろはにほへと」のいわゆるいろは歌を、七文字ごとに区切って末尾を横読みすると「とかなくてしす(科無くて死す)」となる。これによりいろは歌は、無実の罪に落ちた者が遺恨を込めて製作したものとする俗説があった。『仮名手本忠臣蔵』の題名は、幕府の不公平な処分による浅野内匠頭の無念の死と、いろは歌を掛けたものとする俗説がすでに江戸時代の発表当初から流布していた。

伊勢物語】「かきつはた(杜若)」
らころも
つつなれにし
ましあれば
るばるきぬる
びをしぞおもふ

谷川俊太郎
くびがでるわ
やけがさすわ
にたいくらい
んでたいくつ
ぬけなあなた
べってころべ  

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