The Last Station
1910年11月に寒村の駅にて82歳で息絶えた文豪トルストイ。彼を放浪の旅に駆り立てたものは何か。そして48年間連れ添った最愛の妻ソフィアとの確執とは。彼を理想視した秘書、医師らの視点とは。 文豪夫妻の終わりゆく人生と、その周辺の人生を交錯させたドラマ。
終着駅 トルストイの死の謎
*1:恋人同士の性愛描写及び性的台詞(字幕)がみられるが、親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の年少者も観覧できます。(映倫データベースより
*2:Rated R for a scene of sexuality/nudity.
マイケル・ホフマン監督作。レフ・トルストイの晩年、妻ソフィアとの夫婦関係を描く。ヘレン・ミレンが綺麗。トルストイを演じたのは『サウンド・オブ・ミュージック』のクリストファー・プラマー、もう見た目では彼と分らない。 私の心に響かなかつた。重厚な歴史映画を期待してゐたが、帝政ロシアを全く演出できてゐない。アメリカナイズされたお涙頂戴映画で興醒めした。フェミニストの息がかかつてゐるのも不快だつた。 一番面白く観たのは、エンディングロールで一寸流れた当時の活動写真。
〈2021年2月8日の記事〉 『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ大佐 ミュージカル映画『サウンド・オブ・ミュージック』で知られる俳優のクリストファー・プラマーさんが5日、米コネチカット州の自宅で死去した。妻で女優のエイレン・テイラーさん(77歳)の話によれば、転倒して頭部を強打したという。享年91歳。 プラマーさんは1929年12月、カナダ・オンタリオ州のトロント生まれ。曾祖父は第三代カナダ首相という名家で育った。 カナダの舞台俳優として活躍した後、54年にブロードウェー・デビュー。73年の『シノラ』などでトニー賞の主演男優賞を2度受賞している。