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終末論

(社会)
しゅうまつろん

eschatology

終末思想とも。宗教・思想用語の一。
簡単に言うと、世界や人間の終末が宗教教義に織り込まれていたり、あるいはそれに関する言説だったりのこと。
キリスト教的にはいわゆる最後の審判とか救世主の再臨とか至福千年とかそのあたりの単語。初期キリスト教においては特にこの色彩は強い*1
その他、イスラームや他宗教にも世界の終わりに関する言説は含まれている*2

*1:使徒たちがなぜなんなに伝道に粉骨砕身していたかと言えば、彼らはもうすぐ世界の終わりがやってくるからそれまでにこの教えを広めなくてはならないと思っていたからである

*2:仏教の末法思想はちょっと違う感じですが

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選民 ウィキペディア フリーな encyclopedia 食文化 キリスト教 旧約聖書 選民(せんみん)とは、特定の宗教集団(民族、信者)が、自分たちは神と契約した、神に選ばれたという意識と世界に対する導きの使命感を基礎とし、特別な存在と信じていること。またはそうして、自分たちが選ばれた民と標榜している思想 。もっとも代表的なものがユダヤ教におけるユダヤ人である。彼らはこの思想を信じていたために、国を失って2000年間も四散しても民族の結束を保てた 。 思想の類型 「選民」であるという感覚は宗教に関連して、また宗教以外の事柄にも関連して起る場合がある。例えば、主にキリスト教徒である「アボリショ…