ふた月半も前の6月末、友人の辻萬長(かずなが、昔仲間では、まんちょう)氏(俳優、NHK大河ドラマにも”竜馬がゆく”から”いだてん”まで数々出演)から、演劇の案内が届き、先の長い話だと思っていたところ、やっと、観劇の当日が来ました。 前にも記しましたが、彼は、故郷、佐賀の中学・高校時代の同級生で、故・井上ひさし氏が結成して主宰されていたこまつ座の、今や重鎮です。いまなお、バリバリの俳優さんで、同い年とは思えませ~ん。(苦笑) 今回も、新宿・紀伊國屋サザンシアターでの公演で、日の浦姫物語という、井上ひさしの初期の傑作と言われている作品です。 40年もの昔、杉村春子主演で文学座での公演のため書き下ろ…